坂口健太郎、杏のW主演『競争の番人』 原作シリーズ第二弾が8月31日に発売

『競争の番人』のシリーズ第二弾が8月31日に発売

 坂口健太郎と杏がW主演を務め、公正取引委員会を舞台に繰り広げる今シーズンの月9ドラマ『競争の番人』。今夜放送回から怒涛の後半戦がスタート予定。ますます目が離せなくなりそうだ。

 その原作である『競争の番人』シリーズの2作目、『競争の番人 内偵の王子』が8月31日に講談社より刊行予定。著者は、前クールの月9『元彼の遺言状』の原作者・新川帆立。同じ原作者の作品を2クール連続で放送するのはフジテレビ史上初のケースだという。

 ストーリーは、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓と、東大首席・ハーバード大留学帰りのエリート審査官・小勝負勉が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる“競争の番人”として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していくという、ノンストップ・エンターテインメント・ミステリー。

 そのシリーズ最新作では新天地へ。白熊は九州事務所への転勤を命じられるが、配属先は前任者が次々と離職しているいわくつきの部署だった。上司のパワハラ、人員不足、慣れない土地での生活に苦しみながらも、内偵業務のエース・常盤とともに、呉服業界の内偵に乗り出す。内偵を進めるなかで、巨大なカルテルの可能性が浮上。ダイロクのメンバーたちも博多にやってきて、調査を開始するが……。

 原作のように地方への移動はないものの、今夜放送のドラマでも同じ呉服業界の闇へと挑む。この第6話には、元宝塚歌劇団花組トップスターの真飛聖と、若手注目女優の萩原みのりも、それぞれ呉服店の社長として出演する。杏演じる白熊たちとどのような攻防が繰り広げられるのか――ドラマを押さえて最新作の刊行も楽しみに待ちたい。

著者プロフィール

新川 帆立 (シンカワ ホタテ)
1991年アメリカ合衆国テキサス州ダラス生まれ。宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業、同法科大学院修了後、弁護士として勤務。第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2021年『元彼の遺言状』でデビュー。最近刊は『先祖探偵』、本作は『競争の番人』シリーズ第2弾。

書誌情報

『競争の番人 内偵の王子』
発行:講談社
発売:2022年8月31日
定価:1,550円+税
判型:四六変型判
ページ数:336ページ

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