【漫画】人間が光合成だけで生きられるようになったら……不思議な空気感の短編創作漫画『明日は葉緑体』が面白い

 人間として生きるのは面倒臭いことばかりだ。重圧が増えるたびに、人間以外に生まれてこられたらどんなに幸せだっただろうと考えてしまうことがある。そんな気持ちを代弁するような漫画がTwitterで反響を呼んでいる。かくたすずさん(@cactuses_manga)の『明日は葉緑体』だ。

 『世界規模の実験「人類緑化計画」被験者募集中!』。そんな情報を見て、「これで俺は誰とも関わらず 水だけで生きられる」と、配布されたカプセル剤を飲み始めた一樹。光合成だけで食べ物が要らなくなり、植物の声が聞こえ始め……と、徐々に変化を実感するなかで、植物オタクの少女と出会ってーー。

 人間を植物化する実験をテーマにしたSF短編漫画なのだが、全編に流れる不思議な空気感と言葉選びに筆者は強く惹かれた。そこで、リアルサウンドブックは創作のきっかけや、セリフに込められた思いなどを聞いてみることにした(中川真知子)

画像をクリックして漫画を読む

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる