編集者は作家にどんな手土産を持っていく? 新潮社のYouTube新企画に注目
編集者は作家にどんな手土産を持っていくのだろう? 新潮社公式YouTubeチャンネルにて、新企画「編集者の手土産」がスタートした。
作家の好みや趣向は千差万別――。様々な作家に多くの差し入れを渡してきた出版社社員ならではの“絶対に外せない時の手土産”を伝授する。本当は教えたくないお店の情報や、普段は見ることのできない作家へ手土産を差し入れる場面、そして作家による「初めての食レポ」なども大公開。
今後も、様々な作家にとっておきの手土産を渡しに行くシリーズとして配信予定。7/20に配信された第一回では、『#真相をお話しします』の大ヒットで話題沸騰中の東大出身作家・結城真一郎氏がゲストとして登場した。
結城真一郎氏は21年、「#拡散希望」で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞したミステリ作家。その受賞作も収録された新刊『#真相をお話しします』が発売わずか4日で大増刷が決定するなど、今注目されている作家だ。
今回、配信された本シリーズ第一回目の動画では、そんな結城氏をデビュー当時から担当している編集者が、今まで渡しそびれていた“はじめての手土産”を持って行く様子を撮影。担当編集はどんなお土産を選んだのか? そして、結城氏の初めての食レポは如何に!?
■「編集者の手土産」#01 結城真一郎編
美味しい差し入れを前に饒舌になった作家が、タレント顔負けの素晴らしいトークで、プライベートのことや新刊の制作秘話などをお話ししてくれた。美味しい手土産情報だけでなく、普段は見ることのできない編集者と作家のリアルなやりとりも収録!
信頼関係のある担当編集者と著者だからこそ為し得た等身大の対話は、見る人たちを自然に笑顔にさせるような楽しい空間を生み、著者の魅力も最大限に引き出されている。
新潮社公式YouTubeチャンネルオリジナルコンテンツ「編集者の手土産」は今後も定期的に配信予定。
編集者や作家のリアルな仕事術を見ることができる上、外さない手土産情報までも知ることができる魅力的なシリーズとなっている。
今後も大注目の新潮社公式YouTube、ぜひチャンネル登録をお勧めしたい。
■新潮社公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/webSHINCHOSHA
■作家紹介:結城 真一郎(ユウキ シンイチロウ)
1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年、『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、2019年に同作でデビュー。2020年に『プロジェクト・インソムニア』を刊行。同年、「小説新潮」掲載の短編小説「惨者面談」がアンソロジー『本格王2020』(講談社)に収録される。2021年には「#拡散希望」(「小説新潮」掲載)で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同年、三冊目の長編作品である『救国ゲーム』を刊行し、第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出される。
【タイトル】#真相をお話しします
【著者】結城 真一郎
【判型】四六判(224ページ)
【本体価格】1,705円(税込)
【発売日】2022年6月30日
【ISBN】978-410-352234-8
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/352234/