Jリーグを目指すクラブ、目指さないクラブの物語 この国のサッカーの最前線を見つめる『フットボール風土記』
“令和の全国蹴球郷土誌”としてまとめられた『フットボール風土記 Jクラブが「ある土地」と「ない土地」の物語』が、11月16日にカンゼンより発売される。
2017年サッカー本大賞受賞作『サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ目指さないクラブ』から3年。今やJリーグクラブは全56クラブにまで膨れ上がった。Jクラブがない「土地」のほうが希少価値が高い時代になるとは、いわゆるオリジナル10の時代に誰が予想できただろうか。一方で、Jクラブのある「土地」からあえてJを目指すクラブも出現し続けている。本書は、Jクラブが「ある土地」、もしくは「ない土地」を通して見えてくるフットボールの物語を、ノンフィクションライターの宇都宮徹壱が照射した一冊となっている。
【登場するクラブ】
三菱水島FC、いわきFC、コバルトーレ女川、FC今治、奈良クラブ、FCマルヤス岡崎、ホンダロックSC、テゲバジャーロ宮崎、鈴鹿アンリミテッドFC、福井ユナイテッドFC、北海道十勝スカイアース、福山シティフットボールクラブ、クリアソン新宿
■著者:宇都宮徹壱(うつのみや・てついち)プロフィール
1966年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。TV制作会社勤務を経て97年より写真家・ノンフィクションライターとしての活動を開始。2010年に『フットボールの犬』(東邦出版)で第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞、2017年に『サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ目指さないクラブ』(カンゼン)で第4回サッカー本大賞受賞。16年より『宇都宮徹壱WM(ウェブマガジン)』を配信中。Twitter:https://twitter.com/tete_room
■書籍情報
『フットボール風土記 Jクラブが「ある土地」と「ない土地」の物語』
著者:宇都宮徹壱
出版社:株式会社カンゼン
発売日:11月16日
価格:本体1,700円+税
出版社サイト