和牛キッチンの“神回”レシピ本、その実用性は? 水田「1レシピにつき4回は作ってほしいな」
川西「ごめんな、ほんで俺ちょっと今日、ヒートテックで……」
水田「おまえまじか!おまえまじか!きっしょ!(笑)」
川西「マネージャーから、ほんまにそれでいかはるんですか?っていわれたんやけど、エプロンするし何でもええかと……。でも放送始まってモニターに映った瞬間、あ、これはあかんなって。恥ずかしくなってきた」
水田「そういうとこやねん、お前の可愛いとこって」
川西「可愛いんかい(笑)」
放送中ずっとヒートテック姿を弄られていた川西を思い出してニヤニヤが止まらないファンも多いはずだ。その後、放送1周年記念の回でプライベートでも和牛と仲の良い、お笑いコンビかまいたちの濱家がスペシャルゲストとして出演。このときの流れを受けて彼もヒートテック姿で登場し、スタジオとファンを大いに沸かせた。
巻末のスペシャルインタビューで繰り出される質問もこの本ならでは。ふたりに「彼女に作ってもらいたい料理」に加えて「彼女に作りたい料理」を問う。この企画を通して料理の腕がかなり上達した川西に対し、水田は「料理ができることは財産だ」と語る。
水田「1回作っただけやったら覚えないから、1レシピにつき4回は作ってほしいな。」
川西「30回分くらい載ってんのよ、水田さん。単純計算120回作らなあかん。」
水田「週に1回でええよ。それを30種類、4回やって、2年4か月でマスターできるね。」
川西「2年4か月って……おい、子供大きくなってんぞ。」
水田「でも考えてみて。2年4か月で料理ができる人になれると思うと、財産ですよ。最後は本を見ずに作れるようになったらすごいこと。」
川西「いや、ローン感覚や(笑)!」
ベーシックなものから少し難しそうなメニューまで広く網羅している本作。今度の休みは何を作ろうかな。ふたりが楽しそうに料理をする写真を眺めつつそんなことを考える。
■ふじこ
兼業ライター。小説、ノンフィクション、サブカル本を中心に月に十数冊の本を読む。週末はもっぱら読書をするか芸人さんの配信アーカイブを見て過ごす。Twitter:@245pro
■書籍情報
cookpadLive 公式レシピ『和牛キッチン 川西シェフ・助手水田』
著者:和牛
監修:CookpadTV 株式会社
定価:本体 1200 円+税
発行:ヨシモトブックス
発売元:株式会社ワニブックス
2020年6月20日発売
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