天海祐希主演の新ドラマ原作『トップナイフ』発売前重版決定 天才脳神経外科医たちの苦悩と葛藤描く
『BOSS』『離婚弁護士』『コード・ブルー』『医龍』など数々の大ヒットドラマを生み出した脚本家・林宏司による初小説『トップナイフ』が、12月26日に河出書房新社から⽂庫書き下ろしとして発売される。
『トップナイフ』は2020年1月11日放送開始の新土曜ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ)の原作。林宏司は同ドラマの脚本も手がけている。
日々、脳という“神秘”を前にしながら「命とは」「心とは」「脳とは」という問いに向き合い続ける、天才脳神経外科医たちの苦悩と葛藤、そして希望を描く究極のヒューマン・ストーリー。迫力の手術描写や、ドラマでは語られない登場人物たちの過去や私生活エピソードなども満載。
著者・林宏司コメント
10年近く前、脳外科のドクターたちと知り合い、そこから定期的に会って、取材を重ねてきました。21世紀の今日でさえブラックボックスである脳。そこにあるのは、信じられないミステリアスな症例の数々と、0.1ミリのミスが取り返しのつかない事態を招く、凄まじいプレッシャーにさらされた脳外科医たちの苛酷な現場――。「脳」の神秘、驚きに満ちた世界と、腕は一流、生き方不器用なオトナの外科医たちの群像劇を文字にしてみたい。そんな想いでコツコツ書きためてきたのが、この小説「トップナイフ」です。映像よりも、より深くて味わい深い「脳」の世界をご堪能ください。
■ストーリー
「トップナイフ」とは、医師の中でも超一流の技術を持つ者にのみに与えられる最高の称号である。全国から選りすぐりの脳外科医が集まる東都病院脳神経外科にはそんな“トップナイフ”を目指す凄腕脳外科医たちが集うが、彼らはみな、自信家で一癖も二癖もある者ばかり。個性的な医師たちをまとめる「脳動脈瘤のスペシャリスト」深山瑤子、「世界のクロイワ」の異名をとり、マスコミにも取り上げられるほどの超一流の技を持つ黒岩健吾、「若き天才」と呼ばれる西郡琢磨、過去すべてトップの成績で東都病院脳神経外科にやってきた新人の小机幸子。人体の神秘に満ちた“脳”を巡る不可思議な病を抱える患者たちと出会うことで、やがて彼らの人生も変化していく。脳とは、命とは、そして心とは——。
天才脳神経外科たちの苦悩と希望を描く感動の物語。
■著者・林宏司(はやし・こうじ)プロフィール
脚本家。関西学院大学卒。出版社勤務を経て、2000年『涙をふいて』で脚本家デビュー。 『医龍 Team Medical Dragon-』『GM~踊れドクター』『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』など人気シリーズとなった医療もののテレビドラマのほか、『離婚弁護士』『BOSS』『ハゲタカ』 『アイムホーム』『ヘッドハンター』など数々の大ヒットドラマを手がける。
■ドラマ情報
日本テレビ・新土曜ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-
2020年1月11日(土)よる10時放送開始
主演:天海祐希、椎名桔平、広瀬アリス、永山絢斗、古川雄大、三浦友和
脚本:林宏司(『コード・ブルー』『医龍』)
演出:大塚恭司(『女王の教室』)他
公式HP:https://www.ntv.co.jp/topknife/
■書籍情報
『トップナイフ』(河出文庫)
著者名:林宏司
出版社:河出書房新社
発売:2019年12月26日
価格:680円(本体)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309417264/