12月12日は『十二国記』の日 朝日新聞に「4種の全面広告」掲載&書店で「十二国記新聞」号外配布

12月12日は『十二国記』の日

 12月4日に発表された「Yahoo!検索大賞2019」で小説部門賞に輝いた、小野不由美『十二国記』。10月と11月に発売された、18年ぶりの新作長編『白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)』全4巻(新潮文庫刊)は、わずか1カ月余で250万部を突破。シリーズ累計部数は、1200万部を超えた。

 そんな盛り上がりのなか迎えた本日、12月12日は『十二国記』の日。朝日新聞の朝刊には、山田章博のイラストが紙面全体を占める、新潮社としては異例の「カラー全面広告」が掲載された。東京本社版は「泰麒」、大阪本社版は「景王・陽子」、西部本社版は「延王・尚隆と延麒・六太」、そして名古屋本社版+北海道支社版が「供王・珠晶」と、地域ごとに違う「4種類のデザイン」での展開となった。

 また全国の書店店頭では、Yahoo!検索大賞受賞や東京メトロ新宿駅プロムナード広告、紀伊國屋書店新宿本店の特別展示、三省堂書店神保町本店の入り口広告などを紹介する「十二国記新聞」号外を配布(なくなり次第終了)。

 さらに新潮社のサイトでは、山田章博による書下ろしイラストをダウンロードできる、『十二国記』の日記念プレゼントも始まった(1月15日まで)。2020年の干支にちなんで、咲き誇る紅梅の前に、シリーズの人気キャラでネズミ姿の半獣・楽俊(らくしゅん)が立つ、賀状にも使えるイラストだ。

*ダウンロードは以下のサイトから
https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/campaign/nenga2020.html

 いまや社会現象化した『十二国記』の魅力は何なのかを論じた、特集「250万部突破という社会現象!養老孟司も感嘆する『十二国記』の世界観」は発売中の『週刊新潮』で読める。

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