yosugalaがアイドルを選んだ理由、“売れること”へのリアルを語る 未経験からの快進撃と3年目の現在地

挫折と自信、どちらも手にしながら進む 3周年野音ワンマンへの想いも
――3月にはツーマンライブ企画『yosugala presents -DREAMSCAPE-』で、GANG PARADE、清 竜人25、ファントムシータと対バンしましたが、どんな経験になりましたか?
汐見:すごく刺激になりました。特にファントムシータさんは、ボカロPの方たちが楽曲を提供しているのもあってもともと好きで聴いていたんですけど、リハーサルを見学させてもらったら、格が違うと思って。逆にこんなに若い子たちがここまでできるのであれば、「私たちももっとできるはず!」と思いましたし、逆に自分たちの色は何かを考える機会にもなりました。あまりにも圧倒的すぎて……。
未白:どこで戦えばいいのかわからなくなった。楽屋に戻ってプロデューサーに「私たちよりも若くて、歌もダンスも上手くて……私たちは何で勝てるんですか?」って聞いたら「やる気や!」って言われて(笑)。
汐見:それでちあが床を転げ回って「帰りたーい!」とか言い始めて(笑)。これ、本当の話ですよ? でも、私たちのいいところが“やる気”というのは、たしかに言い得て妙かもと思って。挫折と自信、どっちももらいましたね。
未白:これからもっと上を目指すためには、自分たちより売れている人たち、ロックフェスやテレビに出てるような人たちとも渡り合っていかなくてはいけないことをすごく実感しました。

――そういった経験を経て、いよいよ3周年当日、6月22日には日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ『progress the night -日比谷公園大音楽堂-』が控えています。二度目のバンドセットでのライブとなりますが、意気込みはいかがですか?
君島:不安です(笑)。
汐見:不安だよねえ。音響とかもどうなるかわからないし。
――もう少しイケイケな言葉を聞きたかったのですが(笑)。
黒坂:いや、やっぱり不安ですよ(笑)。
汐見:やる気は十分なんですけどね。アイドルの仕事はゴールがないから、どれだけ準備してもずっと不安なんですよ。ライブは生モノなので。
君島:でも、新曲が加わってくるので、そこは楽しみな要素です。
汐見:新曲は複数曲あるので。バンドセットも楽しみだし、野外のワンマンは初めてだけど、相性がいいと思うんですよね。「絶対いいじゃん!」っていう気持ちもあるので、皆さんにはてるてる坊主を作ってもらって、晴れることを祈ってもらえたら。それに、野音の翌週からツアーも始まるので、yosugalaの活動にとっていい追い風にできるように頑張ります!






















