宮舘涼太、ロイヤル×ツッコミどころで“舘様フィーバー”続く 客観視から生まれる自己プロデュース力
3月4日放送の『ラヴィット!』(TBS系)で、Snow Man・宮舘涼太が初のソロ曲「I・だって止まらない」の“ラヴィット!特別ver”を初披露した。 同曲は今年1月22日にリリースされたSnow Manの1stベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』に収録されているソロ曲で、“宮舘ワールド”全開の楽曲だ。YouTubeにアップされているMVは3月9日時点で410万回再生を突破しており、話題となっている。
『ラヴィット!』では、MVにも出演しているダンサーたちを引き連れてパフォーマンスするだけでなく、振り付けを担当したKABA.ちゃんと2人で踊るシーンも。さらに、MVを再現するが如く、向井康二いわく“1年中のバラ”もとい、世界中のバラとも言えるほど大量のバラの花びらが降り注ぎ、大盛りあがりでパフォーマンスを終えていた。
特に話題になったのは歌唱後の余韻だ。宮舘は基本マイクスタンドでパフォーマンスをし、ダンスは手振りが多め。しかし、歌唱後カメラ目線のままオーバーに息を切らしてキメ顔。ダンサーたちとKABA.ちゃんも肩で息をしながらたっぷり余韻を楽しんでいたのだった。その様子に、MCの麒麟・川島明も「長っ、余韻!」とツッコむほどであった。
『THE BEST 2020 - 2025』に収録されているソロ曲は、メンバーがそれぞれプロデュースをしている。宮舘も「宮舘涼太が作る世界観を存分に楽しんでほしい」(※1)という思いで同曲を制作したそうだ。楽曲はもちろんMVも含め、自分がどう見られているのか、何を求められているのかを正確に把握した上で、宮舘が持つ高い自己プロデュース力があったからこそ生み出されたと言っても過言ではない。『ラヴィット!』でのパフォーマンスも、カメラのスイッチングに合わせて目線を変えたり、歌い終わりでたっぷり尺を使ってカメラ目線をキメたり、同番組でおなじみとなったキャラクター性を活かせたからこそのパフォーマンスと言えよう。