Girls²、瞬く間に変わる表情の数々 5年間の成長を示す『ガルガルエイト』ツアー初日レポ

Girls²、『ガルガルエイト』ツアー初日レポ

 2025年3月2日、Girls²のライブツアー『Girls² LIVE TOUR 2025 -ガルガルエイト-』が石川県・金沢市文化ホールにて初日の幕を開けた。公演は約2時間、全27曲で大盛り上がり。今回は、ソロコーナーを含むツアー初日の模様をレポートしよう。

 開演3分前になると、会場の至る所から、それぞれの推しメンバーを呼ぶ声が。ツアー初日という記念すべき今日を盛り上げようと、ファンの気合いは十分だ。

 そんな中、会場のBGMが大きくなると、スクリーンには平成初期のゲームセンターを彷彿とさせるアーケードゲームのような映像が映し出され、BGMもどこか懐かしさを感じさせる電子音に。実は今回のツアー“グッドゲーム”がテーマの1つ。その後で、メンバーが楽しそうにゲームで遊んでいる姿と一人一人の名前が順番に映し出された。

 そして、Girls²の8人の姿が。すでに温まりきっている会場を、盛り上げた。

 そこからノンストップで楽曲を披露した後で、再び映像が。後のMCで話題にもあがったが、オープニング映像を含む今回のコンセプトムービー、メンバー自身もかなりテンションが上がったそう。「みんなびっくりしちゃったかもしれないけど、次の公演からはもっと“おお!”って盛り上げてくれていいんだからね」と小田柚葉が話していた姿が印象的だった。

 曲の途中で、EXPGのキッズダンサーが交わる一幕も。そして、メンバー8人が順番にソロでダンスを披露したダンスタイムへと繋げた。ちなみに、このダンスタイムは楽曲の方向性から振り付けまで、メンバーそれぞれがセルフプロデュースしたそう。パワフルなダンスから、妖艶な振り付けまで、メンバーそれぞれの強みが凝縮されているため、1秒も見逃せない。

 さらにクールなナンバー「CLICK」を披露。個人の強みを見せた後で、グループとして一糸乱れぬパフォーマンスを披露する流れは、これでもかと言わんばかりに、Girls²のパフォーマンス力の高さを見せつけているようだった。

 アジアの夜が映し出されたモニターの前で披露されたのは「Bye-Bye-Bye」。ここでメンバーは光る扇子を持って登場。山口綺羅が振り付けた扇子を使ったパフォーマンスで会場を幻想的な雰囲気へと包み込んでいた。

 今回のDJコーナーはEXPGのキッズとともにダンサブルな盛り上げ曲をプレイすると、会場は手を頭上より高い位置へとあげ、思い思いの姿で音に身を委ねる。

 この日のソロコーナーの担当は、小川桜花。小川はギターを片手に登場。Hiplinの「帰り道」とGeGの「I gotta go」を弾き語りし、しっとりとした空気で会場を包む。パフォーマンスが終わると、安堵の表情を浮かべていたのが印象的だった。

 ここまでほぼノンストップで15曲ほど披露したGirls²。MCでは、これまでのパフォーマンスを軽く振り返りつつ、小田の「懐かしい楽曲もやりたいな!」という呼びかけを合図にライブ後半戦へ。ハートが映し出されたモニター、そしてキッズダンサーが持つハートのクッションととにかくハート尽くしの中で披露されたのは「GIVE ME LOVE」。そこから小川は「その調子でラストスパートも盛り上がっていきましょう!」と呼びかけ、キャッチーな楽曲で会場を一体にして本編を終えた。

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