GENERATIONS 佐野玲於、ロックフェスは「いつも以上に熱が入る」 デビュー10年目『METROCK』出演に向けて
2013年から始まった屋外フェス『METROCK』。ロックバンドのみならずさまざまなジャンルのアーティストが一同に集まり、ジャンルの垣根を超えて多くの人に愛される夏の風物詩の一つである。その『METROCK』に今GENERATIONS from EXILE TRIBEが出演。今年で10周年を迎える彼らはこれまで、ホーム、アウェイ問わず多くのステージを経験してきた。リアルサウンドではそんなGENERATIONS from EXILE TRIBEより、事前番組『メトロック2023 出演アーティストと一緒に生放送SP』に出演直後の佐野玲於の姿をキャッチ。フェスの思い出、グループとしての意気込みを聞いた。(編集部)【記事最後にプレゼント情報あり】
グループの原点回帰 フェスで新しいファン層に見てもらえたら
――まずは『METROCK』初出演、おめでとうございます。出演が決まったときの率直な気持ちはいかがでしたか。
佐野玲於(以下、佐野):ありがとうございます。メンバーとはフェスに出るのが久しぶりだねという話をしていて。今年10周年だし、(声をかけられた)フェスに全部出たいねと。ツアーもあるんですけど、並行しながら、フェスとかも出られるものには出ていくのがいいんじゃないかという話になって。自分たちがまだ単独ツアーをできなかった時は、いろいろなフェスに出させてもらったり、“夢者修行”として全国各地を回って、ショッピングモールなどでイベントをしたりというところから始まりました。そういったフェスやイベントは今の活動に通ずる部分だったので、原点回帰ということで、フェスで新しいファン層に見てもらえたら、と今回出演させていただくことになりました。『METROCK』は国内の大きなフェスの一つですし、ロックバンドに特化したイメージがあったので、自分たちのようなダンス&ボーカルのスタイルのライブをあまり見たことがない方や、そもそも自分たちのことを知らない方々も多いかもしれないので、すごくワクワクしています。
――佐野さん自身が思い出に残っているフェスはありますか。
佐野:フェスや他のアーティストのライブに行くのがすごく好きなんですけど、『METROCK』は今回が初めてですね。衝撃を受けたのは、19歳ぐらいの時にVERBALさんとかと一緒に行った『Tomorrowland』というベルギーのフェスです。3日間行われているEDMのフェスですごく盛り上がっていると聞いて見に行ったら、何十万人と人がいて。日本と規模が全然違うものを初めて目の当たりにして、ちょっとカルチャーショックを受けましたね。3日連続のパスを買ってる人もいたし、テントを張っていたりして、「えっ!」と。その時は、Afrojackさんのステージに行くということで、お客さんのことをステージから見る機会もあったんですよね。日本の大きいフェスの人数でもびっくりするんですけど、もう人が海みたいな(笑)。
――(笑)。今回の『METROCK』もたくさんの方が参加されると思いますが、楽しみにしていることはありますか。
佐野:ロックフェスだから、いろいろな音楽との出会いがあると思いますし、お客さんの盛り上がり方とかもきっと違うだろうなと。自分たちのパフォーマンスを初めて観るお客さんがほとんどだと思うと、いつも以上に熱が入りますよね。自分たちが“参加させてもらう”というスタイルに近い感じがするので、すごく楽しみです。
フォーリミ、Awich……様々なアーティストとの交流も
――『METROCK』のラインナップはロックバンドも多いですが、出演者の中で特に楽しみにしているアーティストは?(取材は5月上旬に実施)
佐野:いっぱいいるんですけど、大阪では僕らの前にAwichさん、僕らの後にフォーリミ(04 Limited Sazabys)で、僕はAwichさんとGEN(Vo/Ba)くんと知り合いなんですよ。みんな違うことをやっているし、同じステージに立つのが初めてなので、すごく面白いなと。僕はゴリゴリにダンスをやっているグループだし、J-POPだし、Awichさんはヒップホップだし、GENくんはロックじゃないですか。お互いのファン層も違うと思いますし、すごく楽しみだなと思っています。
――他のアーティストとの交流で言うと、ABEMAでは『GENERATIONS24時間テレビ』と『ななにー』のコラボで新しい地図(稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾)の皆さんと共演したこともありました。こうしたコラボでGENERATIONSやご自身に還元されることはありますか。
佐野:新しい地図のお三方とお会いできて、自分たちの番組に出ていただけて、パフォーマンスも一緒にできて。単純に嬉しいことしかなかったです。尊敬していますので、どうやったら長く活躍し続けられるのか、どうやったらみんなが知っている存在、みんなが喜ぶ存在であり続けて、エンタテインメントを届け続けられるんだろうなと、お三方を見て僕らも考えていますね。日本のエンタメに、たくさんのファンの方々に、夢をずっと与え続けてきた方々ですから、本当に大きい存在だと思います。