Snow Man、宮舘涼太の『ラヴィット!』匂わせ投稿も話題 隅々まで楽しませる“伏線”施策の数々
さらに、楽曲に関する伏線が多いのもSnow Manの特徴の一つだ。例えば、7thシングル表題曲「オレンジkiss」のMVのサムネイルやセットに「JUICY」と書かれた看板があり、これが2ndアルバムリード曲「JUICY」の伏線だったと話題になったことは記憶に新しい。
さらにデビュー以降、MVに繋がりがあることももはやファンの間では周知の事実である。デビュー曲「D.D.」のMVはメンバーが扉に向かって歩いているシーンで終わり、2ndシングル表題曲「KISSIN' MY LIPS」はメンバーがこちらに向かって歩いてくるシーンでスタートし、椅子が9脚並んでいる場面で終わる。2ndシングルのもう一つの表題曲「Stories」は椅子が9脚並んでいるシーンで始まり、羽が宙に舞っているシーンで終わり、3rdシングル表題曲「Grandeur」へ繋がる……といった具合だ。3月15日に『THE TIME,』(TBS系)にVTR出演した際も、阿部亮平から「2枚目のアルバムの(収録曲の)『ボクとキミと』の最後と『タペストリー』共通しての頭がちょっとだけリンクしている」と、揺れるカーテンのシーンが共通していることが語られていた。
改めて振り返ると、Snow Manの活動の中には伏線を張り、それをしっかり回収する仕掛けが詰まっている。パフォーマンスやトークで楽しませるだけではなく、こうした施策でもファンを楽しませ続けている彼らとそれを支えるチームは真のエンターテイナーと言えるだろう。ちなみに、8thシングルの「タペストリー」、「W」のMVには共通してりんごが登場している。5月17日には3rdアルバム『i DO ME』をリリースすることが発表されているが、そのリード曲、そしてMVがどんなものなのか、過去作から考察してみるのも面白いかもしれない。























