MORE STAR、継承する“カワラボイズム”と独自の輝きを見せつけた初単独ライブ ここから目指す〈最強にKAWAII星〉

MORE STAR、初単独ライブレポート

 FRUITS ZIPPERやCANDY TUNEを輩出したアソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」の新グループ・MORE STARの初単独ライブ『MORE STAR 単独ライブ 1st STAR』が2月17日、ヒューリックホール東京にて開催された。昨年12月にお披露目され、新井心菜、遠藤まりん、笹原なな花、鈴木花梨、高梨ゆな、中山こはく、萩田そら、森田あみ、山本るしあのメンバー9人全員がプロジェクトの次世代メンバーであるKAWAII LAB. MATES出身ということもあり、その期待値は言わずもがな。本公演のチケットはソールドアウトとなり、グループのコンセプトである“WITH KAWAII”を身にまとったファンで客席が埋め尽くされた。

 開演前にステージ袖で円陣が組まれ、Overtureが鳴り響くと、初々しさと頼もしさが入り混じったような堂々とした表情を見せる9人がステップを踏みながらステージへ。鈴木の「みなさん一緒に盛り上がっていきましょう!」の呼びかけでデビュー曲「もっと、キラッと」で開演。カワラボイズムを継承したポジティブなメッセージに共鳴するように、オーディエンスは盛大なコールで出迎えた。

 「みなさん、こんにちは! わたしたち、MORE STARです! よろしくお願いします!」と名乗り一礼すると、萩田による「MORE STAR初の単独公演『1st STAR』始まりましたー!」の開会宣言に続き、山本が「本日のチケット完売しましたー!」と報告し、会場中で喜びを分かち合う。順に自己紹介を終え、オーディエンスに「もあすたのライブ来るの初めてだよって人―?」「遠くから来てくれたよって人―?」「今日楽しみにしてたよって人―?」と質問を投げかけて少しずつボルテージを上げていくと、遠藤が早くも涙ぐむ様子に歓声が送られた。次に披露された「ハグ!」では撮影可能であることがアナウンスされ、この日限りのステージで9人が輝く瞬間を収めようとスマートフォンが向けられると、〈最強にKAWAII星になる〉と結び決意を滲ませながら心の抱擁を交わした。

 昨年12月にデビューしたばかりのMORE STARだが、楽曲が増えてきたと語り合い、オーディエンスの好きな曲を聞いてみることに。遠藤の問いかけに対して、四方八方から楽曲タイトルを叫ぶ声が届けられ、萩田は「ありがたいことに、聞き取れないくらい」と満足げな表情を浮かべていた。そして、ライブ当日に配信開始された新曲「ぴたぴたきゅん」へ。軽快なビートが鳴り始めると、「うれしい!」「まだまだ!」「ぷんぷん!」「よしよし!」とCheering Guide動画で習得したばかりの合いの手を全力でぶつけ合う。新井の〈せーのできゅん〉、高梨の〈はい、注目〉もキマり、ステージと客席の距離感がぐっと近づいた瞬間だった。

 一転して「大人未満」のイントロが始まると、モデルウォークで闊歩しながら青春を謳歌するかのようにキレのあるパフォーマンスで魅了する9人。後方からステージライトが照らし、「大人未満」な年頃だからこそ放つオーラを感じるほどに眩しく光っていた。そして、間髪入れずにステージ上で寝転ぶと、披露される楽曲を察知したオーディエンスから歓声が沸き起こる。新井がタイトルコールとともに客席をあおり、CANDY TUNEの「備えあれば無問題」をカバー。〈勿体無いもう時間がないから/全力で準備運動さ〉のソロパートでは、原曲で立花琴未が歌唱するパートを同じく赤色担当の山本が、村川緋杏のパートも同じくピンク色担当の森田が受け継ぎ、オーディエンスから盛大なコールが送られた。

 その後のMCでは、続けて披露された「ぴたぴたきゅん」「大人未満」「備えあれば無問題」を振り返ることに。新曲「ぴたぴたきゅん」については森田が「この楽曲はファンのみなさんとわたしたちを描いた楽曲になっていて、曲名はファンのみなさんとあみたちがぴたぴたしていて……(笑)」と解説すると、メンバーからもオーディエンスからも各々の解釈でフォローが入り、微笑ましい展開に。また「備えあれば無問題」については、笹原がCANDY TUNEとは異なり9人構成で初披露できたことを誇らしげに語りながら、「研究生のときにはカバーできなかったけど、ずっと『やりたい』って言っていたのでめっちゃうれしかった」と述懐していた。

MORE STAR

 続いて「ちやほやMCバトル」と題された企画コーナーへ。内容は、メンバーがペアになって、お互いに怒ったりイジりながら褒め合い、オーディエンスのペンライトによって勝者を判定するというもの。各ペアの組み合わせと対戦結果、勝者が褒めたポイントは以下のとおり。対戦で負けた4人は、罰ゲームとして“全力本気ポーズ5発”を披露することになった。

【1回戦】遠藤VS高梨
勝者:高梨「『スマホない』とか言ってうちのスマホで勝手に自撮りしてんじゃないよ!  かわいすぎて毎晩写真を眺めちゃうだろうが!」

【2回戦】新井VS森田
勝者:森田「(ラップ調で)あみから始まるリズムにまかせて! いつもさ、大人の前では、かしこまった17歳、でもいつもさ、おれの前では、前髪にゴムを付けてぐちゃぐちゃにしたり、楽屋の場所わかんなくなったり――(歌メロで)でもそんなあなたの~ギャップ萌えで~わたしはいちころ~♪」

【3回戦】山本VS中山
勝者:中山「このまえの『ラボセ』(『KAWAII LAB. SESSION』)のとき、ママがはるばる北海道から来てくれて、うれしくて号泣してんのかわいいかよ! おれがちょっと輪から外れてるときにいちばんに気づいて入れてくれるの、やさしいかよ!」

【4回戦】笹原VS萩田
勝者:萩田「いつも最年少のくせにさ、顔も引っ張ってく姿も大人っぽくてさ、そらが子どもみたいに見えるだろ! なのに楽屋で泣いてると思ったらさ、『歌が上手く歌えなかった』とか『さっき扉に鼻ぶつけた』って泣いてるの赤ちゃんみたいでかわいいよ!」

 大盛り上がりのなか企画コーナーを終えると、鈴木のタイトルコールでこの日初解禁の新曲「相ラブユー」を披露。〈ぎゅってしたいの〉といったコーラスが飛び交うもあすた流ハートフルナンバーで、9人とオーディエンスがより相思相愛になっていくために必要不可欠なピースになる予感を感じさせてくれた。そして、中山が「今この瞬間をMORE STARと一緒に全力で楽しみましょう!」と誘って「タイムライド」へ。始まったばかりの夢の続きを追い求めて、1歩ずつ前進していくMORE STARの信念を存分に体現してみせた。

MORE STAR

 恒例の写真撮影とTikTok撮影の時間を終え、萩田が「次の曲で最後になります!」と残念そうに話すも楽曲は流れず、ステージ下手からKAWAII LAB.総合プロデューサー・木村ミサが登場。「今日はみんなにお手紙を書いてきたので、これを読んでもらっていい?」と萩田に託した。その手紙には、2026年7月7日に1stワンマンライブが豊洲PITで開催されることが書かれており、「7月7日は七夕です。MORE STARという名前のとおり、それぞれの願いを輝かせ、ひとつの星のように強く光る日にできるように、ここからさらに成長していきましょう」とのメッセージも。萩田が涙ながらに読み上げると会場は祝福ムードに包まれた。そして、あらためて萩田が「みなさん! 盛り上がっていけますかー?」と気持ちをぶつけると今日いちばんの大歓声に後押しされ、今度こそ2度目の「ハグ!」をパフォーマンスしエンディングへ。中盤には9人が1列に並ぶフォーメーションで絆の深さを印象付け、「それでは以上、わたしたちMORE STARでした!」と挨拶を済ませると、去り際に新井が一礼して幕を閉じた。

MORE STAR

 バックドロップの大きなMORE STARロゴを背に、燦々と輝いた一番星。その輝きの片鱗は、SNSで「#もあすた」と検索すると確認することができるはずだ。次なる夢の舞台は豊洲PITでのワンマンライブ。KAWAII LAB.期待の新星として、アイドルシーンを正面突破で突き進むのみだ。

■リリース情報
5th Single「ぴたぴたきゅん」
配信中
配信URL:https://kawaii-lab.lnk.to/Pitapitakyun

■公演情報
『MORE STAR 1stワンマンライブ』
日時:2026年7月7日(火)OPEN 16:30 / START 18:00
会場:東京・豊洲PIT
詳細:https://morestar.asobisystem.com/news/detail/69536

■関連リンク
公式サイト:https://morestar.asobisystem.com/
X(旧Twitter):https://x.com/MORE_STAR_
Instagram:https://www.instagram.com/more_star__/
TikTok:https://www.tiktok.com/@more_star_
YouTube:https://www.youtube.com/@MORE_STAR1212

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる