KREVA、RONZI、JUJU、藤巻亮太……『マツコの知らない世界』でも話題 趣味に生きる“偏愛ミュージシャン”
ミュージシャンといえばお酒好きも多く、中でもウイスキー好きとして有名なのがJUJU。2015年の『東京カレンダー』のインタビューで「ウイスキーは日々のスイッチをオフにするときに呑みます。本来の自分に戻る時間。JUJUでもなく、ただの私。」と語り、単身NYで音楽修行しているときにバーで覚え、ずっとウイスキー党だと明かしている(※1)。
ウイスキー好きであることから、『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)に出演したり、NHKでMCを務めていた『世界はほしいモノにあふれてる』では、ロンドンのウイスキーメーカーを訪ね、JUJUオリジナルブレンドのスコッチウイスキーを作ったりと、仕事にも活かされているのがわかる。
JUJUのアンニュイなキャラクターとジャズとウイスキー、そしてもう一つのこだわりであるハイヒール、全てがピッタリとハマっている。
他にも、レミオロメン(活動休止中)のボーカリストで、現在ソロで活躍をしている藤巻亮太の登山愛は、登山家・野口健と共にヒマラヤにも登頂するほどの山好きで、登山・旅の記録として写真集『Sightlines』を出版している本格派。登山をする理由として、「仕事のバランスが取れる」(※2)と語っているが、JUJU同様、ミュージシャンとしてオンとオフを切り分けるものとして、偏愛趣味というのが必要不可欠のようだ。
ミュージシャンはアーティストであり、常人にはないこだわりを持っていたり、才能があったりするだけに、趣味にもこだわりを持つのは当然かもしれない。それが音楽の創造につながる人もいれば、休息になる人もいるが、どちらにせよ音楽活動へのモチベーションになっているのは間違いない。その偏愛ぶりが、答えあわせのように作品に繋がっているのもまた楽しい。
(※1)https://tokyo-calendar.jp/article/4818
(※2)https://yamap.com/magazine/20680