Hey! Say! JUMP、30作連続シングルチャート首位に 気鋭の作家とともに描き出した“瑞々しい攻めの姿勢”

 ここでは通常盤のカップリング曲も聴いていきましょう。「Lovely Dance」はピアノが刻むフレーズも洒落たナンバー。打ち込みのリズムの上で、軽やかに歌うHey! Say! JUMPのボーカルも新鮮です。

 「シャッターチャンス」はラッパー/トラックメイカーのクボタカイが作詞作曲(作曲はTaro Ishidaとの共作)。フューチャーハウスのようなサウンドも出てくれば、リズムではトラップも鳴るなど、まさに2020年代のサウンド。ラップパートには「さすが本職」とうなりました。

Hey! Say! JUMP - シャッターチャンス [Official Music Video]

 「ドラマチック」は、石塚知生の編曲によるストリングスが流麗で、Hey! Say! JUMPのボーカルの艶やかさを引きたてます。

 なお、初回限定盤2にのみ収録されている「Love Your Life」は、早くもイントロのギターからアメリカ南部の香りがするサウンドが実に心地良いです。作詞はいしわたり淳治、作編曲は野村陽一郎。歌詞とメロディ、サウンドやMVが「大人になったHey! Say! JUMP」を描き出します。

Hey! Say! JUMP - Love Your Life [Official Music Video]

 新機軸のサウンドからオーソドックスなナンバーまで取り揃え、Hey! Say! JUMPの「攻め」の姿勢を鮮やかに感じさせるシングルが『群青ランナウェイ』です。

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