BEYOOOOONDS 一岡伶奈を知るための5つのポイント 長い下積みを乗り越え“愛されリーダー”に

BEYOOOOONDS一岡、5つのポイント

2. 鉄道好き

 一岡伶奈といえば鉄道好きとして知られている。これはハロプロ研修生時代からちょくちょく発言していたことで、父親からの影響が強いという。鉄道ファンというのは昔から存在するディープな趣味で、その好みも細分化されているが、一岡の場合は、山手線の駅名を一周すべて言えることはもちろん、東京メトロの路線名とカラーをすべて覚えていたり、さらには電車の椅子の座り心地を比べることが好きなど、多岐に渡っている(一番好きなのは大井町線6000系の座席とのこと。こういった嗜好は鉄道ファン用語で「座席鉄」と呼ばれている)。

 当初は「一岡伶奈がリーダーを務める新グループ」と呼称されていたBEYOOOOONDSとの兼任ユニットは、結局「CHICA#TETSU」と命名された。CHICAはスペイン語で「女の子」を意味し、TETSUは哲学の「哲」、つまり「物事を深く考える女の子たち」という意味が込められているとのことだが、やはり最初の発想は「地下鉄」からだろう。CHICAとTETSUの間の「#」は線路を意味しているとのことで、つまり鉄道好きの一岡ありきのネーミングだというのは明らかだ。

 CHICA#TETSUのオリジナル曲は今のところ2曲あり、それぞれ「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」「高輪ゲートウェイ駅ができる頃には」と、どちらも電車テーマの楽曲だ。そもそもBEYOOOOONDSのメジャーデビュー曲「眼鏡の男の子」の歌詞も電車内での出来事を切り取ったものであり、一岡がBEYOOOOONDSに関する諸要素のインスピレーションの源になっていることは数多いのではないか。

 こういった鉄道推しが外部仕事につながった例として、大井町線90周年記念アンバサダー就任がある。2019年12月25日、一岡は大井町駅の一日駅長として出発式への出席や構内アナウンスなど各業務をこなした。今後もこういった活動が増えていくのかもしれない。

BEYOOOOONDS一岡伶奈の大井町駅一日駅長に密着!

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