乃木坂46 白石麻衣、“作詞”への意欲見せる 「何かメッセージが伝えられるものを作れたら」

 7月20日放送の『another sky-アナザースカイ-』(日本テレビ系)に、白石麻衣(乃木坂46)が出演した。

白石麻衣『パスポート』

 白石が訪れたのはアメリカ・カリフォルニア州。昨年2月に発表し、累計発行部数31万部を記録する今世紀最大の売り上げとなっている写真集『パスポート』のロケ地である。1年半ぶりの訪問となる白石にとっての“飛躍の地”となったアメリカ西海岸最南の都市・サンディエゴ。白石はロケを思い出すように、写真集片手に答え合わせをするように再びサンディエゴを巡る。白石にとって『パスポート』は売り上げだけではない、特別な思いがあった。それは、自身の意見をたくさん取り入れているということ。「本当に自分が作りたいような写真集を一緒に作らせていただいたので。ライブとかでも、みんなで意見を出し合ってっていうこともあるんですけど、私はもうずっと聞いている側。写真集で自分が思っていることというか、意思表示をちゃんとできるようになったきっかけでもあるかなって感じです」と白石は写真集を振り返る。

 アイドルの世界に入り、7年。白石にはずっと抱いていた思いがある。「私で大丈夫なのかなっていう不安要素が大きくて。性格的に昔から、目立つようなことが苦手だったし、ひっそりとしていたいタイプだったので、ちゃんとお仕事できるのかとかはすごい不安でしたね」とグループ加入当初の思いを明かす。白石には、中学の時に陰口をきっかけに不登校になり、引きこもっていた過去がある。人への恐怖から、なかなか次への一歩を踏み出せずにいた時、ターニングポイントとなったのが、音楽系の専門学校に通っていた先生の勧めで受けた乃木坂46のオーディションだった。

 「乃木坂46に入って再スタートみたいな人生。気持ちの切り替えにはなった気がします」。白石は6枚目のシングル『ガールズルール』にて、初のセンターに立つが、喜びよりも不安の方が大きかったという。「正直、その場に立ちたくなかったし、センターに。選ばれた時は、どうやってやっていったらいいんだろうみたいな、不安とプレッシャーで」。しかし、過去の自分に戻ってはいけないと意を決した白石は、乃木坂46の顔として前に立ち続けた。「乃木坂46に入って楽しめてる自分がいるんで、今思ったら自分にとっては、嫌な過去だけど、それがあったから今乃木坂46に入って頑張っていられる感じがするので。メンバーがいたから頑張れたのもあります」とメンバーの存在が支えになっていると話す。

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