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『TIF』は“夢が叶えられる場所”としてどのように発展する? 過去最多8万人超え動員の3日間を経て

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 今年も世界最大のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL 2017』(以降『TIF』)が、8月4日から6日の3日間、お台場・青海周辺エリアにて開催された。昨年は、約7.6万人を動員し「音楽フェス動員数ランキングTOP10」にランクイン(『日経エンタテインメント!2016年12月号』(日経BP)より)。今年は、過去最多の約8.1万人が来場し、名実共に“世界最大のアイドルフェス”という名を立証して見せた。

 『TIF』は、2010年に品川ステラボールをメインステージに、「アイドルの見本市」というコンセプトにスタートしたアイドルフェス。2015年には、フジテレビが『TIF』を発展させるかたちでフェスと定期ライブ、サイト、放送と配信などを進行する総合的なアイドル事業『TOKYO IDOL PROJECT』を発足。そのタイミングで舞台をお台場に移し、拡大を続けながら今年で8年目の開催を迎えるなど、すっかりアイドルファンにとっての“夏の風物詩”になった。

 筆者は昨年、前総合プロデューサーの濵田俊也氏、現総合プロデューサーの菊竹龍氏に『TIF』についてインタビューをした(参考:『TIF』総合P 濵田俊也氏に訊く、マスメディアがアイドルフェスを手がける理由 Top Yell NEO 2017 SUMMER)。話の中で、2人から共通して伝わってきた思いは、「アイドルシーンの盛り上がりへの貢献」だ。

 今年の『TIF』は、9つのステージ、2つの物販エリアで構成。そのメインステージとして、フジテレビ主催の参加型イベント『お台場みんなの夢大陸』エリア内に特設されていたのが、HOT STAGEだ。昨年は、Zepp DiverCity (TOKYO)をメインステージとしていたため、『お台場みんなの夢大陸』内にメインステージを構えて開催するのは2年ぶり。キャパシティは8000人だという。「アイドル界を代表するグループが続々と登場する夢のステージ」と銘打たれる通りに、ラインナップには人気グループたちが名を連ねた。各日のトリには、5年ぶりの出演となる私立恵比寿中学、2年前に同じHOT STAGEで過去最多動員数を記録したHKT48、グループとして初出演であり、3日間の大トリを務める乃木坂46 3期生が登場した。

 野外に建てられたHOT STAGEは、過去最大の大きさ。私立恵比寿中学は、久々の『TIF』でのステージを感慨深げに噛み締め、HKT48の指原莉乃は「HKTは駄目だと思っていたから。今日本当にこんなに人が来てくれて嬉しいです」と、グループの現在地を確かめ、涙を流した。パフォーマンス途中に1期生、2期生から選抜メンバーもサプライズ出演した乃木坂46は、3期生の山下美月がHOT STAGEが3日間に渡り熱いパフォーマンスが繰り広げられてきたステージであることを話した後、自分たちのファン以外にも「違うアイドルのタオルも掲げてくれたら」と「裸足でSummer」前に呼びかけていた。乃木坂46が夏フェスに出演することは珍しいことだ。もちろん、乃木坂46を初めて観るというファンもいただろう。どんなグループ、ステージにおいても、彼女たちにとって『TIF』は挑み続ける場所。そんな真正面からぶつかる、アイドルたちの姿を目の当たりにした。

 アイドル界において、圧倒的な発信力とニュース性を持つ指原莉乃をチェアマンとした今年の『TIF』のコンセプトは「応援」であり、その『TIF』を手がけるフジテレビで5月にスタートしたのが、『この指と〜まれ!』(フジテレビ)。指原と土田晃之がゲストのアイドルたちとトークを繰り広げていく、アイドルによるアイドルのためのアイドル総合バラエティ番組だ。チームしゃちほこ、大阪☆春夏秋冬、こぶしファクトリーなど、番組出演者には、『TIF』にラインナップされているグループが多く、『TIF』への登竜門的番組とも言えるだろう。TOKYO IDOL PROJECTレギュラー番組企画として放送されていた『アイドリアル~アイドルの今を切り取る~』(フジテレビ)然り、これまでグループ1組にスポットを当てる番組は少なかった。指原と共演することにより、自分たち以外のファンにリーチする数は爆発的に上がる。マスメディアによる最大の「応援」の形だ。

      

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