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ペプシのCMで大ブレイク ザ・へヴィーが“歌を聴かせること”の重要性を語る

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 むかしむかし、あるところに――は多くの日本人が昔話で慣れ親しんできた定例句だが、そんな定例句から始まる物語に、いま日本中が夢中になっている。ペプシネックスゼロのCMだ。小栗旬を桃太郎に据えた同CMは、童話然としていてほのぼのとした勧善懲悪の物語であるオリジナルとはかけ離れ、荒涼とした大地を舞台にマカロニ・ウエスタン風の殺伐とした世界観をシリアスに描いている。そのギャップゆえに、多くの視聴者を惹きつけたわけだが、その映像世界に勝るとも劣らない存在感を見せつけているのが、彼らの音楽である。

ペプシネックス ゼロ『桃太郎「Episode.ZERO」』篇 90秒 小栗旬 サントリー CM

 CMスタート同時に鳴り出す、ズン、チャ、ズンズン、チャの懐かしいリズム。ヴィンテージ感ある音触りと共にいなたいメロディが響きだし、しゃがれたハイトーンボーカルで、ソウル剥き出しで迫ってくるブルージーなロック。CMで使用されている楽曲「Same Ol’」は、UKの4人組バンド、ザ・へヴィーのサード・アルバム『The Glorious Dead』(2012年)に収録された楽曲だ。同曲が昔話を再構築した同CMの世界観に“ハマる”という以上に、文字テロップで物語が綴られる無声仕様になっていることを考えれば、果たしている役割は非常に大きい。

 ザ・へヴィ―がこのCMに抜擢されたのは、単に「Same Ol’」のサウンドがCMの世界観に合致したという理由以上の必然性が存在する。いま日本から注目を集めている、このバンドの物語をご紹介したい。

 UKの南部に位置する街、バースで、フロントマンであるスワビーとギタリストであるダン・テイラーを中心にザ・へヴィ―は結成された。もともと2人はアルバイト先の職場が一緒だったこともあり、音楽や映画の話を通じて意気投合。セッションやライブ活動を続けているうちに現在のメンバーとなっていった。その後、07年にデビュー・アルバム『Great Vengeance and Furious Fire』のリリースにたどり着き、“カーティス・メイフィールドとレッド・ツェッペリンがセッションしたかのよう”と称され、一躍大きな注目を集めた。

 09年にリリースされたセカンド・アルバム『The House That Dirt Built』は本国UK のみならずUSでもヒットを放ち、全米の一大行事であるNFLのドラフトのキャンペーンCM(2013年)で、50セントとザ・ヘヴィーがコラボするなど、15万枚以上のセールスを記録した。

      

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