AnimeJapan 2025、規格外の展示だらけで大興奮 実物大ガンダムやヒーローパネルが勢揃い

AnimeJapan 2025現地レポート

 アニメのすべてが、ここにある。そんなキャッチコピーにふさわしく、国内外の新作アニメーションが勢揃いしたイベント『AnimeJapan 2025』が3月22日と23日に一般公開。東宝や松竹といった映画会社のアニメ部門や東映アニメーション、アニプレックス、バンダイナムコグループなどアニメ製作を手がけている会社、コミックス・ウェーブ・フィルムやユーフォーテーブルといったアニメスタジオがずらりとブースを出展して、自慢の作品をアピールしていた。

 『怪獣8号』『葬送のフリーレン』など人気シリーズがずらりと並んでいたのがTOHO animationのブース。『葬送のフリーレン』は2期の放送が決まり『怪獣8』は第1期の総集編と「保科の休日」が3月28日公開と、これからさらに人気が盛り上がりそうな作品だけに、大勢がつめかけキャラクターのパネルなどに見入っていた。『僕のヒーローアカデミア』のスピンオフとなる新作『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』に登場する非合法ヒーローたちのパネルが来場者を出迎えていた。

『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』ヒーローパネル

 TOHO animationのブースにもあった『薬屋のひとりごと』の展示は他の各所にもあり、主人の猫猫が着ぐるみとなって立ち寄っている姿も見受けられた。着ぐるみは10周年を迎える『Fate/Grand Order』のブースなどにも登場。『FGO』は会場内の巨大なモニターにサーバントたちがずらりと登場する映像も流して、衰えない人気ぶりを見せていた。

『Fate/Grand Order』のサーバントたち
『薬屋のひとりごと』着ぐるみ

 バンダイナムコグループは劇場での先行上映が興行収入31億円となって盛り上がる『機動戦士ガンダムGQuuuuuuX』に登場する「GQuuuuuuX」の実物大サイズの頭部が入り口に飾られ、大きさを実感させていた。『PUI PUI モルカー』に登場するモルカーが各所に配されていたブースには、4月5日から放送が始まる『九龍ジェネリックロマンス』の展示もあって、ネオンが飾られ九龍城のような雰囲気を感じさせていた。

『九龍ジェネリックロマンス』の展示

 『GQuuuuuuX』の展示ブースには、4月8日からのテレビ放送を担当する日本テレビ放送や読売テレビなどの合同ブースにもあって、シャアのマスクと共にパネルが展示されていた。日本テレビといえば『名探偵コナン』を放送しているテレビ局。4月18日から公開の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』に関する展示があって、シリーズ最高の158億円という興行収入をあげた前作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』に続く大成功への期待を誘っていた。

 テレビ局のブースではMBS(毎日放送)が『ダンダダン』を推していて、入り口にモザイクでキャラクターを表現したパネルを置き、中にキャラクターたちの紹介やお札が壁から床から貼りまくられた部屋があって、作品世界に浸れるようになっていた。テレビ朝日のブースでは、再アニメ化で話題のアニメ『地獄先生ぬ~べ~』や、電撃小説大賞受賞作をアニメ化した『ユア・フォルマ』を見せて若い世代を引きつけようとしていた。

『ダンダダン』のパネル

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