『攻殻機動隊展』にはシリーズの“すべて”が詰まっている 実物原画含む1,600点以上の資料が

『攻殻機動隊展 Ghost and the Shell』が1月30日より虎ノ門ヒルズ ステーションタワーTOKYO NODEにて開催される。本イベントは初の“全シリーズ横断”展覧会として、士郎正宗による原作はもちろん、Production I.Gが手がけてきたアニメーションシリーズ、さらにサイエンスSARUによる最新作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の関連作品まで展示される。
本稿では、1月29日に行われたメディア先行内覧会で明らかになった情報を紹介していく。
「全シリーズ」の膨大な歴史が集結
会場内で最初に待ち受けるのは、作中の電脳空間を模した「GALLERY A『NODE』」。何やら仰々しい筐体がずらりと並んでおり、これを使うとなんと全アニメシリーズの中から好きなシーンを検索・表示できる。「草薙素子」や「人形使い事件」といった作中キーワードで検索したり、好みの作品でソートをかけたりして、歴代アニメシリーズの作中シーンへ自由に「ダイブ」できる。


「GALLERY A『NODE』」を抜けると、歴代シリーズのキービジュアルが並ぶ「PATH A “STORY”」へ。同フロアで流される歴代アニメシリーズの監督インタビューでは、神山健治が「STAND ALONE COMPLEX」というタイトルに込めた思いなどが語られている。

そして本展のメイン会場、「GALLERY B『“DIG”』」には実物原画を含む1,600点以上もの制作資料が並ぶ。



また、擬似的に「電脳」を体験できる施策として、ARグラス「電脳VISION」が使用できる。グラスをかけたまま会場内の特定のエリアを歩いていると、ディスプレイ上に原画の画像が表示され、タチコマが同シーンについて解説してくれる。

さらに、グラスをかけたまま外を眺めると、素子の「ダイブ」も再現される。再現度を高めるためにも夜間の鑑賞がおすすめだ。
メディア向け説明会に登壇した吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)は、「東京の真ん中、虎ノ門の夜景が背景にあることは、『攻殻機動隊』にとって非常に大きな意味を持つ」と語る。
こうしたデジタルデバイスを介しての展示はもちろんだが、フィジカルの展示物も非常に充実している。「Analog DIG」と呼ばれるエリアでは、複製原画をカット袋風の封筒に入れて持ち帰ることができる。

展覧会統括ディレクター・桑名功は「1,600点以上の原画を、展覧会のコンセプトにあわせて全て選び直して展示させていただいております。僕らが今回目指しているのは、この情報の海にみんなでダイブできるような展覧会を作っていこうということと、その情報の中から、みんなが好きだった『攻殻機動隊』をぜひディグって探してほしいといった思いがあります」と語った。






















