MJ、グウェン、ブラックキャット? 『スパイダーマン4』セイディー・シンクの役柄を大予想

『スパイダーマン4』セイディー・シンク考察

仮説③:セイディー・シンクが演じるのはブラックキャット!

 黒猫を模したコスチュームを着た女怪盗。本名はフェリシア・ハーディ。最初はヴィランですが、ピーターとのロマンスもあり、また犯罪者と戦うヒーローになったこともあります。高い身体能力と一時期「相手に不幸を呼ぶ」みたいな能力を持っていました。このキャラは何度か実写映画の登場が検討され、もしサム・ライミ監督×トビー・マグワイアで『スパイダーマン4』で作られていたら、アン・ハサウェイがこの役を演じるはずだったそうです。

 また『アメイジング・スパイダーマン2』にはオズコープの社員としてフェリシティ・ジョーンズ演じるフェリシア・ハーディが登場。これももしマーク・ウェブ監督×アンドリュー・ガーフィールドで『アメイジング・スパイダーマン3』が製作されていればフェリシティ版ブラックキャットがスクリーンで活躍していたかも。というわけで、ついに実写でブラックキャットが大活躍?

仮説④:セイディー・シンクが演じるのはファイアスター!

 このキャラは1981年のTVアニメシリーズ『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』に登場。つまりアニメ初のキャラで、スパイダーマンの仲間として登場。本名アンジェリカ・ジョーンズといって、電磁波で熱を起こしそれを操る力を持っています。ミュータントなのでコミックではX-MEN入りもしました。

 もともとスパイダーマンの仲間として設定されたキャラだし、またMCUはこの先X-MENの導入に向けて伏線を張っていくと思うので、そうした意味合いからもファイアスターをここで出すというのはありかも。

仮説⑤:セイディー・シンクが演じるのはジーン・グレイ!

 ジーン・グレイはX-MENを代表するキャラであり、プロフェッサーX級のパワーを持つサイキック。かつダーク・フェニックスという破壊神にも通じる超メジャーなキャラです。映画『X-MEN』の旧3部作ではファムケ・ヤンセン、新『X-MEN』映画シリーズではソフィー・ターナーが演じていました。

 もともとスパイダーマン映画ではなくMCUでX-MEN映画を始める際のジーン役の候補としてセイディーの名が挙がっていました。この場合はスパイダーマン映画のための新女性キャラというより、MCUの将来を見据えたX-MEN系の新キャラを『スパイダーマン4』でまず出していくことでしょうか?

仮説⑥:セイディー・シンクが演じるのはアンナ・メイ・“アニー”・パーカーかメイ・“メイデイ”・パーカー!

 これは僕が一番面白いと思った海外サイト(comicbookmovie.com)の考察。この2人はいずれもピーターとMJの間に生まれた娘です。それぞれ別バースにいます。

 トム・ホランドのピーターとは別バースにいる、トビー・マグワイア版ピーターとキルスティン・ダンスト版MJの間に生まれた娘がアース616にやってくるというもの。それでコミックのシークレット・ウォーズとの関連性を考えると(これ長くなるので省略しますが)、アンナ・メイ・“アニー”・パーカーの方ではないかと。

 発想としては面白いし、トビー・マグワイアとキルスティン・ダンストのコンビをこの映画に登場させられる理由にもなりますよね。

 まさかバースを超えて転生したメイおばさんという可能性もあり? 個人的にはファイアスターとか演じてくれると嬉しいなあ。なんとなくセイディーにはスーパーパワーを持ってもらいたいので。

 恐らくセイディーがどんな役を演じるかで『スパイダーマン4』のストーリーが見えてきてしまうから、この噂(彼女が本当にこの作品に参加するのかを含めて)が明らかになるのはもう少し先でしょうね。

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