チャ・ウヌ3年ぶりのラブコメが話題 『ワンダフルデイズ』でパク・ギュヨンと抜群のケミ

『ワンダフルデイズ』チャ・ウヌの大人の魅力

「私たちは2人ともおかしな人間なんじゃなくて、ただそういう人間なんです」

 10月11日よりU-NEXTで韓国と同時配信中の『ワンダフルデイズ』。ASTROのチャ・ウヌ待望の新作として注目度の高い本作は、『生まれ変わってもよろしく』の原作者LEEHYEによる同名のWeb漫画を原作とした作品だ。本稿では、現在配信中の第4話までの見どころをご紹介する。

 本作は、“男性とキスをすると犬になってしまう”呪いをかけられたヒロインと、犬恐怖症のイケメン教師の恋に胸キュン必至のファンタジーラブコメだ。主演は、3年ぶりにラブコメに復帰したチャ・ウヌと、『セレブリティ』で人気沸騰中のパク・ギュヨン。そんな2人と恋のトライアングルになりそうなのが、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のイ・ヒョヌだ。

 物語の舞台となるのは、ガラム高等学校。チャ・ウヌ演じる、数学教師のチン・ソウォンは、幼い頃のトラウマから大の犬恐怖症であり、犬の姿を見るだけで怯えてしまう。パク・ギュヨンが演じる同僚の国語教師ハン・ヘナのことが気になっているが、彼女はなぜか犬を引き寄せる体質で、一緒にいると犬が寄って来るので、ヘナを避けざるをえない状態に。一方のヘナは、自分を避けるソウォンを訝りながら、歴史教師イ・ボギョム(イ・ヒョヌ)に片思いをしていた。

 ある日、職員たちの飲み会で、ヘナは酔った勢いでボギョムにキスをするが、泥酔しており、間違ってソウォンにキスをしてしまう。ヘナの家系は呪いによって、キスをすると犬に変身するという特異体質であり、ヘナはソウォンに見られないように慌てて家に帰る。しかし、家に辿り着く前に、道路で犬に変身してしまったヘナは、服がすっぽりと脱げ小さな子犬に変わってしまう。子犬の姿で家に帰ったヘナは、もう一度同じ相手とキスをしないと、呪いは解けず犬のままで生涯を暮らすことになるため、なんとかソウォンに近づこうとする。犬でいる時間は夜の12時から朝の6時までであり、6時を過ぎれば人間の姿に戻るため、ヘナは学校でソウォンを飲みに誘うことにする。

 一方のソウォンは、ヘナのことが気になっているが、ボギョムのことが好きなヘナからは男として見てもらえずに複雑な思いでいた。12時を目前に店から慌てて出るヘナを追うと、目の前には自分に向かって吠えている苦手な犬が。ソウォンに向かって吠える犬は、実は変身してしまったヘナで、ヘナはソウォンとキスしようとするが、犬恐怖症のソウォンは逃げてしまい、途方に暮れることになる。

 ヒロインがキスをすると犬に変身するという、ファンタジーな設定だが、ソウォン役の“顔天才”チャ・ウヌが、マンガから抜け出してきたような美貌を持っているため、面白く観ることができるのが見どころのひとつ。そこに、ヘナが変身する子犬(『マスクガール』でピンピン役を演じた演技犬ピナちゃん)が、愛くるしい姿でチャ・ウヌと見つめ合う姿がたまらない。しかし、チャ・ウヌが扮するソウォンは、幼い頃に大型犬に襲われた恐怖から、全ての犬を恐れており、ヘナはキスをすることがかなわない。

 そんなある日、ヘナはソウォンの甥で教え子のチェ・ユル(ユン・ヒョンス)に犬に変身する姿を見られてしまうのだが、ユルはヘナに協力してくれることに。ユルの協力のおかげで、眠るソウォンにキスすることに成功したヘナだが、意識のないままのキスでは人間の姿に戻ることができず、ヘナはソウォンの犬恐怖症を克服するため立ち上がる。

 本作は、前述したように“顔天才”“顔面国宝”の称号を持つチャ・ウヌの二次元のようなビジュアルと、パク・ギュヨンのケミがとても良く、そのままマンガの世界を見ているような気分にさせられる。

 チャ・ウヌ扮するソウォンは、数学教師らしい理系男子として、自分の気持ちを抑えクールに接しながらも、ヘナが自分の犬嫌いを克服させようとしてくれる姿や、自分の弱みを知ったヘナの「私たちは2人ともおかしな人間なんじゃなくて、ただそういう人間なんです」の言葉に、どんどん惹かれていく様子がたまらない。ヘナとの距離が近づいていく中で、ソウォンはヘナへの思いを不器用ながらも表し始める。同僚の結婚式に出席するために出かけることになった際には、ヘナをボギョムの車でなく、自分の車に乗せようとしたり、近づく女性を冷たくあしらったりする。

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