ハロウィンコスプレ、人気は『【推しの子】』? 2023年のアニメトレンドから予想
10月31日に行われるハロウィンが近づき、すでに街中ではカボチャや幽霊、魔女のモチーフの飾り付けが街を彩り始めている。この時期、仮装パーティーやイベントに参加するために仮装アイテムを揃え始める人々も多いのではないだろうか。コスプレは、参加者たちの楽しみの一つであり、日本のハロウィンの文化には欠かせない要素となっている。
元々は「悪霊を追い払う」意味合いが込められた仮装の文化だが、日本ではアニメや映画・ゲームのキャラクターに扮して街に繰り出す独自の文化として定着している。コスプレ文化との親和性が非常に高いことも、ハロウィンの“仮装”人気に拍車をかけている理由の一つである。
ハロウィンのコスプレは、特にその年にヒットしたエンターテインメント作品に影響されることが多い傾向にある。しかし近年は、シリーズ放送で寿命の長い作品も多く、数年にわたって人気のコスプレとなっているキャラクターも存在している。
また、友人や家族とテーマを合わせたグループでのコスプレも人気があり、特定の作品やテーマに基づいたグループコスプレもトレンドに。人数が多くSNS映えもするグループコスプレは、ハロウィンのパーティーやイベントで特に目立つ存在となっている。
では、2023年は、何のアニメキャラに扮する人が増えるのだろうか。今年のトレンドを振り返りながら予想してみよう。
『呪術廻戦』
近年人気の高いアニメ作品の中でハロウィンの雰囲気にぴったりな作品といえば、まず『呪術廻戦』が挙げられる。中でも、五条悟のインパクトのあるビジュアルは、作品のコアなファンでなくともついハロウィンで真似したくなる人もいるのではないだろうか。
『呪術廻戦』では「渋谷ハロウィン」をアニメ内で「渋谷事変」の舞台として描いており、特設ページでは詳細なマップ情報も提供されている。ハロウィンで五条悟や高専のメンバーになりきれば、アニメファンにとってはさらに楽しい聖地巡礼に繋がることだろう。
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また、呪術師だけでなく呪霊のコスプレをするというアイデアもある。特に真人はコスプレ界隈でも人気のようでSNSにはさまざまなハイクオリティな実例が上がっている。呪術師×呪霊の組み合わせで「渋谷事変」を再現しても楽しいに違いない。
『パリピ孔明』
今年は『パリピ孔明』のコスプレが増えることも予想される。本作は、アニメ版が2022年の春に放送され、現在実写ドラマ版としても放送されている。公式の作品紹介では「死んだはずの孔明が目を覚ますとそこはハロウィンで超アゲ↑の渋谷」と記載されており、この作品もまたハロウィン真っ最中の渋谷を舞台にした作品であることがわかる。加えて、本作は音楽を取り扱った作品ということもあり、ライブハウスやクラブのシーンも多い。そういった場所で行われるハロウィンイベントにもぴったりのコスプレだ。
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作中で目を引かれてしまう孔明の中華風のビジュアルは、街中でも注目されること間違いなし(少し重そうにも見えるが)。ドラマ版の向井理演じる孔明の帽子から出る謎の煙を再現することも面白いアイデアとなるかもしれない。大きな羽の扇を優雅にはためかせ、街を闊歩してみたいものだ。