2022.10.25 12:00

主要キャストがチャドウィック・ボーズマンへの思いを語る『ブラックパンサー』特別映像

文＝リアルサウンド映画部

　11月11日に公開される『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』の特別映像が公開された。

　本作は、ヒーロー映画としては初となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たした『ブラックパンサー』の続編。舞台は、偉大な王であり、ヒーロー／ブラックパンサーのティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に、“海の帝国”の脅威が迫る……。

映画『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』特別映像

　公開されたのは、ブラックパンサーを演じた生前のチャドウィック・ボーズマンを捉えた前作の映像や、そのメイキングが含まれた特別映像。シュリ役のレティーシャ・ライトや、ラモンダ役のアンジェラ・バセットら本作の主要キャストと、ライアン・クーグラー監督が『ブラックパンサー』を主演として引っ張ってきたボーズマンへの今の思いを語っている。

　バセットは「物語を創ることで、皆で彼に敬意を評した」、ナキア役のルピタ・ニョンゴは「ワカンダの物語をもう度描くことは、祝福の儀式のように思えて感動した」と、それぞれボーズマンへのリスペクトを胸に撮影へ挑んだことを明かした。

　そして、本作の中心人物となるシュリ役のライトは「シリーズの新たな挑戦を見届け、チャドウィックに敬意を表するの。彼の望みは私たちが世界を感動させること」とコメントを寄せた。

　また、本作では、ワカンダの新たな脅威としてテノッチ・ウエルタ演じるネイモアが登場する。映像内には「態度を決めてくれ、ワカンダは味方か敵か」というネイモアと思われるセリフも収められている。

　そんな本作について、オコエ役のダナイ・グリラは「物語はとても丁寧に描かれている。だからこそ私たちは全身全霊で演じられたの」、ラモンダ女王役のバセットは「シリーズの一員であることが誇らしい皆が情熱的な演技を披露した」、エムバク役のウィンストン・デュークは「その情熱が特別な作品を創り出したんだ」とコメント。さらに、ニョンゴは「アクションと冒険が感情を高ぶらせる見どころが満載よ」と本作への自信を覗かせた。