ジャニーズWEST 小瀧望、『刑事7人』に新たな風を吹き込む? 東山紀之との共演にも期待

小瀧望、若き演技派の新たな一面に期待

 7月13日より放送される東山紀之主演ドラマ『刑事7人』シーズン8(テレビ朝日系)に新メンバーが加わる。東山演じる主人公・天樹悠が所属する専従捜査班に小瀧望(ジャニーズWEST)扮する新メンバー・坂下路敏が配属されるようだ。坂下は物腰柔らかで先輩との立ち回りもそつがない東大卒のキャリア組の新人。Z世代のエリートとして、2015年よりスタートした本シリーズにまた新たな風を吹き込んでくれそうだ。

 小瀧といえば、黒島結菜とのW主演で映画初主演を飾った『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』では、不器用でぶっきらぼうだが、根は誰より優しく愛情深い舘林弦役で“少女漫画の王道ツンデレ王子様”像を好演した。さらに“王子様”でもあり、その中に愛すべき“ガキ大将”な部分も織り交ぜ、青春時代特有の荒々しさや尖った危うさをも表現していた。

 同じ“王子様キャラ”ではあるが、映画『近キョリ恋愛』ではパティシエを目指す真面目で硬派な高校生・的場竜役を演じ、好意を寄せる枢木ゆに(小松菜奈)に対しては素直に懐く “子犬キャラ”の一面も覗かせていた。

 かと思いきや、主演を務めた『鹿楓堂よついろ日和』(テレビ朝日系)での和風喫茶店「鹿楓堂」の店主・スイ役のように落ち着いた柔和な雰囲気も小瀧にはよく似合う。「鹿楓堂」に来ると思わず“ただいま”と言いたくなってしまうような安心感は、小瀧演じるスイの落ち着きと求心力によるところが大きかっただろう。そこに、眼鏡に凛とした着物姿という出で立ちからは想像できない天然ぶりや愛猫への溺愛ぶりが挟まれ、その時々で変わる豊かな表情に目を奪われてしまった。愛さずにはいられないそのキャラクターは、小瀧本人の茶目っ気たっぷりなギャップともリンクしていたのだろう。

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