岡田結実、『カムカム』に“不吉な存在感”で登場 雪衣役はパブリックイメージを一新?

岡田結実、『カムカム』で“不吉な存在感”

 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)で、岡山に帰ることになったヒロイン・安子(上白石萌音)と娘のるいが新たに出会う人物として、雉真家の女中・雪衣(岡田結実)が登場する。

 良家育ちの上品な女性で、とある事情から安子に冷たい態度をとるという設定が明かされているが、その理由も気になるところだ。さらにこのプロフィールだけ聞けば、なんとなく美都里(YOU)ウケも良さそうな人物に思える。

 雪衣役を演じる岡田結実は本作が朝ドラ初出演。岡田といえば、バラエティー番組での活躍を思い浮かべる人も少なくないだろう。コメディエンヌとしての才も相まって、演技でも相手との呼応で役柄が膨らんでいくような芝居を見せてくれる。

 子役ファッションモデルとしてデビューした岡田は、映画『傷だらけの悪魔』で俳優デビューを果たす。そこから『私のおじさん~WATAOJI~』(テレビ朝日系)での主演を飾ったのを機に、バラエティーからドラマ出演にまで活躍の場を広げ、『女子高生の無駄づかい』(テレビ朝日系)、『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』(読売テレビ・日本テレビ系、以下『江戸モアゼル』)と3年連続、連ドラの主演を務めている。

 『女子高生の無駄づかい』での振り切った役どころはもちろんのこと、江戸時代の伝説的花魁が突然現代にタイムスリップするラブコメ『江戸モアゼル』とコメディ色の強い作品のイメージが先行しがちだが、それだけでなく岡田は繊細で複雑な心理描写も得意とする。

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