中島健人、ジャニーさんからの印象的な一言とは 「その時間があったから今がある」
11月10日に都内で開催された『Netflix Festival Japan 2021』のライブアクションDayに、2022年3月24日に配信されるNetflix映画『桜のような僕の恋人』に出演するSexy Zoneの中島健人と松本穂香、深川栄洋監督が登壇した。
白の衣装に身を包んだ中島は「晴人役の中島健人です。桜、キレイです」と舞台装置から降ってきた桜吹雪に触れながら挨拶、松本は「初めての経験でアガっていますが、今日は楽しめたらと思います」と意気込みを語った。
累計発行部数60万部を超える原作小説について、もともとファンだったという中島。原作との出会いについて、「たまたま小説の中で素敵な恋愛ができないかと思って書店を回っていたんですが、そのとき目を引いた表紙が『桜のような僕の恋人』だったんです。読み終わった後は本がビショビショになるくらい泣いてしまいましたね」と感想を語り、オファーを受けたときの心境は「びっくりしました、僕に桜咲くんだと思いました」と明かした。
脚本について、中島は「原作の良いところをさらにパワーアップした内容になっています」、松本も「何度も何度も読んでいたんですけれど、その度に涙が流れて。これを演じさせていただけることが幸せだな」とそれぞれ感想を語る。
ステージでは、撮影中のメイキング映像も公開に。メイキング映像では、松本演じる美咲が中島演じる晴人の胸を強く叩くシーンの撮影で、恐縮する松本に「痛いです。でもだからこそ迫ってくるものがあります」と中島がフォローする場面も映し出されていた。
本作が初共演となる2人。中島は「穂香さんは常に美咲として現場に立ってくれたんです。晴人として見惚れて、常に思いを馳せながら生きていました」と松本を絶賛。一方の松本も「普段の中島さんは『プロ』という感じなんですが、撮影になると、そのキラキラオーラを無くして現場でも晴人くんとしていてくれて、本当に素敵な方だなと。晴人くんとして中島さんがいてくれたから、私も美咲として、恋愛モードになれました」と感謝を述べた。
美咲の言葉がきっかけで晴人が再び夢を目指すという本作のストーリーにかけて、人生を変えた運命の出会いについて問われると、中島は「ジャニーズ事務所のジャニー社長ですね」と即答。「ジャニーさんから怒られることもありましたが、その時間があったから今ここにいられると思っています。僕の出演している作品を観て『YOUは役者だよ』と言っていただいたのが印象的ですし、それがあるから今この作品を背負うことができているのかな」とその出会いを振り返った。
一方の松本は「事務所のマネージャー」と回答。「最初に私のお芝居を見て『松本を担当したい』と言ってくれたみたいなんです。そんなふうに私に興味を持ってくれる人ってなかなかいないと思うんです。そのマネージャーさんがいなかったら今の私は絶対にいないと思います」と語った。
■配信情報
Netflix映画『桜のような僕の恋人』
Netflixにて、2022年3月24日(木)全世界同時配信予定
出演:中島健人、松本穂香
原作:宇山佳佑『桜のような僕の恋人』(集英社文庫刊)
監督:深川栄洋
脚本:吉田智子
撮影:柳田裕男
照明:宮尾康史
録音:豊田真一
美術:黒瀧きみえ
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix)
プロデューサー:春名慶(博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)、川田尚広(TOHOスタジオ株式会社)
制作会社:TOHOスタジオ株式会社
Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/桜のような僕の恋人