第49回日本アカデミー賞最優秀作品賞は『国宝』 監督&主演男優賞など10冠を達成

日本アカデミー賞最優秀作品賞は『国宝』

 第49回日本アカデミー賞授賞式が3月13日にグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで開催され、最優秀作品賞は『国宝』が選ばれた。最優秀作品賞をはじめ、李相日監督の最優秀監督賞、最優秀主演男優賞の吉沢亮など、『国宝』は今回の授賞式で最優秀を10冠獲得したこととなる。

 『国宝』は歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。2025年の国内の映画賞を席巻し、今回の日本アカデミー賞では12部門で16賞と新人俳優賞を受賞。また、第98回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞に日本映画として初めてノミネートされている。

 「こうして『国宝』のみんなとこの場に立てることの喜びは多分生涯忘れません」と感慨を言葉にする李監督は、「ほかの作品で戦ってきた仲間も、たぶん将来一緒にまた戦うことになる仲間も必ずこの場にいると思うので、みんなでこの日本映画というものをまた力強く推し進めていきたいと思っております」と会場全体を鼓舞させる。

 続けて、喜久雄の生涯のライバルであり、友である俊介を演じた横浜流星は、多くの人々が劇場に足を運んだということに、「いいものを作れば必ず観てもらえるんだと励みになりました。自分も日本映画界を発展させられるように、自分は作品、命で役を生きるのみだと思っております」と挨拶。

 最後に主演の吉沢は、多くの反響の中でも同い年の役者から「役者っていう仕事はやっぱりカッコいいんだなと思った」と感想をもらったことが心に残っていると明かす。「この芸の世界に生きている人でもそうじゃない人でも、本気で何かに打ち込む姿を観ると人は感動するんだなとこの映画で伝わったのかなと思います」とスピーチした。

 チーム全員でステージに登壇した『国宝』の俳優陣・スタッフ陣はそのままレッドカーペットを歩き、会場を後にしていった。

第49回日本アカデミー賞 優秀作品賞

★『国宝』
『宝島』
『爆弾』
『ファーストキス 1ST KISS』
『TOKYOタクシー』

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