『かのきれ』中島健人に『花より男子』松本潤も ジャニーズ×ドSキャラの歴史を辿る

 9月14日に最終回を迎えたSexy Zone・中島健人主演のドラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)。放送開始前から役名である長谷部宗介名義で中島はInstagramアカウントを開設し、そのインスタライブでは、イケメン“最恐毒舌”エリートらしい振る舞いで、ドラマの世界観へとエスコートした。これまで中島が演じてきたどの役柄とも違う“ドS”キャラへの挑戦と、新たな一面がみられた。そこで本稿では、もはや鉄板ともいえるジャニーズ×ドSキャラの系譜を辿ってみたい。

 まず思い浮かぶのは、2005年放送のドラマ『花より男子』(TBS系)で嵐・松本潤が演じた道明寺司。学園の中心人物F4のメンバーの一人で、喧嘩っ早いものの、内に秘めたピュアな一面をみせまいと“俺様”を貫く。不器用ながらも根底には正義感や一途さが感じられ、一進一退を繰り返しながらも、高まる思いにおされるようにしてドSキャラも少しずつ変化をみせた。

 2011年放送のドラマ『謎解きはディナーの後で』(フジテレビ系)では、嵐・櫻井翔が、執事の影山を演じた。「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか」と、丁寧な言葉づかいで前置きしつつも、鋭く切り込んでいく影山。頭脳明晰、傍若無人、マイペース……上品さとドSさがドッキングした執事は、櫻井だからこそ出せたキャラクターといえるだろう。

 2018年放送のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)では嵐・二宮和也が、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を演じた。“オペ室の悪魔”と呼ばれる渡海。技術がなければ医者ではないを信条に、組織に媚びることなく磨き上げた技術で患者を救う。第2話で「腕のいい医者は何をやっても許されるの。腕のない医者は死んだらいい」というセリフに象徴されるように、“オペ室の悪魔”、“ダークヒーロー”と呼ばれる渡海を、時には静かに、時にはド迫力で演じた。嵐のメンバーの多くがドSキャラに挑戦し、確かな成功を収めたのだ。

 このほかにも、2018年公開の映画『ういらぶ。』では、こじらせ男子・和泉凛をKing & Princeの平野紫耀が演じた。同じマンションに住む4人の高校生を描いた青春ラブストーリーで、凛は「お前って、マジ、ゴミな!」などと、きつい言葉を発したり、少々強引な態度をとったりするドSキャラで通すものの、本当は素直になれないピュアな青年というコミカルな役どころも。



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