佐藤寛太、異色のキャラ=レスリー・チャンチャンを演じて 「SABUさんの発想がすごい」

佐藤寛太、ドラマ『JAM』を語る

 劇団EXILEが総出演するドラマ『JAM -the drama-』(全8話)が、ABEMAで8月26日より独占無料放送を開始した。2018年に公開された映画『jam』以来、約3年ぶりとなるJAMプロジェクトが再始動し、ドラマの世界観そのままにステージを盛り上げる劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル‐』の実施も決定している。

 リアルサウンド映画部では、劇団EXILEメンバー全員へのインタビューを実施。第4回は佐藤寛太が登場。(編集部)【インタビューの最後にはチェキプレゼントあり】

BIRTHDAY BOYSとしてのダンスは楽しかったけど……

――ドラマ『JAM』で、佐藤さんが演じる役は映画版からかなり飛躍していますね。

佐藤寛太(以下、佐藤):ドラマの話を聞いたときに、どんな展開になるんだろうと思ってましたが、レスリー・チャンチャンという香港で活躍して日本に帰ってくるスターになっていて。SABUさんの遊び心を感じましたね。

――自分の役について知ったのはどの段階だったんですか?

佐藤:台本を読んだときでした。あくまで日本人の役なので、中国語をしゃべるシーンがあるわけではなかったので、気負って役作りするという感じではなかったです。アクションのシーンがあるので、参考のために映画を観たりはしました。

――どんな映画を観たんですか?

佐藤:アクションシーンを主に観たって感じなんですけど、ジャッキー・チェンさん、ジェット・リーさん、ブルース・リーさんのものを。

――アクションシーンの撮影で思い出すことは?

佐藤:殺陣については、アクション監督さんがカンフーに近い動きをつけてくれました。普段からキックボクシングをやっているので、体を動かすことは苦じゃなかったですね。

――BIRTHDAY BOYSのダンスに関してはいかがでしたか? 会見では小野塚さんと佐藤さんがお互いを褒めあってましたが。

佐藤:いやーぜんぜんです。やっぱりアーティストの人たちと比べると全然しょぼいです(笑)。一生懸命やりましたけど、ぜんぜん大したことないです(笑)。

――佐藤さんとダンスというのは?

佐藤:僕はもともと役者を目指してて、学生のときにEXPGに通ってたので、そこでダンスのレッスンを受けてました。最近だと、数年前に『ハゲしわしわときどき恋』(テレビ朝日系)というドラマで踊った以来なので久しぶりでしたね。

――久々に踊ってみた感想は?

佐藤:楽しいことは楽しかったですけど、やっぱり踊りを生業にしている人がたくさん所属している会社の一員なだけに、アーティストの人はかっこいいしハードルは高いと実感しました。

――BIRTHDAY BOYSのシーンでは、先生とのやりとりも面白いですよね。

佐藤:先生が毎回、テストと本番で違ったお芝居をされていて、良い意味でクセが強いので、毎回ついていくのが大変でした。必死に食らいついていった感じでしたね。本当にはじけていたので、笑わないように必死でした。

――台詞的なアドリブがあったというわけじゃないけれど、自由な部分があった感じですか?

佐藤:全体的に自由なところが多い作品だったかもしれないですね。

――映画の世界とドラマの世界はうまく繋がっていましたが、ドラマの台本を読んでみてどう思われましたか?

佐藤:前回は僕が出演したのはわずかなシーンだったし、今回はこんなに全員が絡んでくるシーンがあるとは思ってなかったですね。ドラマでは、誰にでもチャンスがあるんだっていう意図が根底にあったので、全員をひとつの方向に向かわせるというストーリー展開が面白くて、本当にSABUさんの発想がすごいなと。台本を読みながら感動していました。一方で、読みながら、映像としてどんな風に転がっていくのか、ぜんぜん想像もつかなかったですね。

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