赤楚衛二、渡邊圭祐、吉沢亮、磯村勇斗 “準主役”ライダー俳優がドラマや映画で活躍

赤楚衛二ら“準主役”ライダー俳優の活躍

 吉沢亮や磯村勇斗、赤楚衛二、渡邊圭祐、瀬戸利樹……。大ヒット中の映画『東京リベンジャーズ』や、NHK大河ドラマ『青天を衝け』、人気韓国ドラマのリメイク『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)、オリジナルドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)といった、今年話題の映画・ドラマに出演する人気俳優たちには、ある共通点がある。彼らは同世代で、いずれも“若手俳優の登竜門”の1つとされる『仮面ライダー』出身。しかも、タイトルロールとなるライダーではなく、“準主役”の2番手や3番手のライダーを演じてきた俳優ばかりだ。

 2000年からスタートした平成仮面ライダーシリーズは、1作目『仮面ライダークウガ』(演じたのはオダギリジョー)以降は複数の仮面ライダーが登場するのが常。2作目『仮面ライダーアギト』で2番手ライダーとなる、パワードスーツを装着する警察官・氷川誠/仮面ライダーG3を演じていたのは、現在、日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)にも出演する要潤だった。

 当時はデビュー間もない俳優たちが、経験豊かなスタッフによって揉まれていく姿を見守ることは同シリーズの醍醐味でもある。ドラマパートのみならず、変身後のアフレコ収録、自らアクションシーンをこなす場合もあり、劇場版やスピンオフなども含めると撮影は1年以上にわたって続き、その間にはイベントや取材も多い。

 そんな中で2番手ライダーは、シリーズ当初、もしくはある程度“場が温まった”ところで登場して物語をかき回し、主人公のライダーの実戦的・精神的成長を促すためのカンフル剤となる。自分なりの信念・正義を持つゆえに孤独だったり、偏屈なところがあったり、ときとして主人公側と対立することも多いが、シリーズを通して「友情」「仲間」「信頼」の素晴らしさに目覚めていくこともしばしば。だからこそ、卓越した存在感や表現力の繊細さ、対応力の柔軟さがより求められるのだ。

最新ドラマで光る! 話題の俳優たち続々

 2番手ライダー出身で、今最も検索される俳優の1人といえるのが、『彼女はキレイだった』に出演中の赤楚衛二。『仮面ライダービルド』(2017年〜2018年)では犬飼貴丈演じる、高いIQを持つ記憶喪失の天才物理学者・桐生戦兎/仮面ライダービルドとは対照的な、やや抜けている肉体派、元格闘家の万丈龍我/仮面ライダークローズを演じた。

 1994年、愛知県生まれの赤楚は、名古屋拠点の男性アイドルグループ「BOYS AND MEN」メンバーとして活動し、「サマンサタバサ」モデルオーディション2013でグランプリを獲得後、役者をじっくり育てることでも知られる小栗旬や綾野剛らの「トライストーン・ エンタテイメント」に所属する(ちなみに綾野剛は仮面ライダーの怪人役がデビュー)。

  2.5次元舞台『黒子のバスケ』や、映画『通学シリーズ』(2015年)やドラマ『ねぇ先生、知らないの?』(2019年/MBS)ではキラキラとした“二枚目”を演じたが、ブレイクしたのは、“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた冴えない主人公・安達を演じた初単独主演作『チェリまほ』こと『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年/テレビ東京ほか)。同作はアジア圏でも人気を博し、彼の中華圏向けソーシャルメディア・WEIBO(微博)のフォロワーは16万人超え。最近は最新映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』や『彼女はキレイだった』についてもPRしている。

 『彼女はキレイだった』では愛らしい笑顔と爽やかな気遣いを振りまき、その真っ直ぐな恋心も話題を呼んでいるが、なんと原作ドラマで同じ役を演じた「SUPER JUNIOR」チェ・シウォンから、「樋口拓也さん 諦めないで下さい。終わるまで終わりじゃないです wwwwwwwww どこか痒いところがあったら教えてください。僕の草で掻いてあげますよ〜wwwwwwwww」(原文ママ)とのエールが寄せられ、「こういうのが文化交流じゃないかな?うはは!!」という陽キャな日本語ツイートはネットニュースでも取り上げられた(参照:「彼女はキレイだった」赤楚衛二も感激!SUPER JUNIOR シウォンからのエールに韓国語でコメント…日韓交流が話題に|Kstyle)。

 赤楚自身も「キム記者さん!!! めちゃくちゃ嬉しいです 素敵なエールをありがとうございます! 日本のジャクソンに想いが届くように樋口拓也、頑張ります!!」と韓国語と日本語で引用リツート。これには日韓以外からも熱い反応が相次いでいる。



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