赤楚衛二、中島健人に宣戦布告で四角関係本格化? 『彼女はキレイだった』が迎えた転機

『かのきれ』赤楚衛二、中島健人に宣戦布告

 特集記事のロケハンで房総半島を一緒に回ったことにより、愛(小芝風花)と宗介(中島健人)は心の距離を着実に縮めていく。そしてついに自分が宗介の思い出の“佐藤愛”であることを打ち明けようとする愛だったが、いいタイミングで樋口(赤楚衛二)が現れて遮られてしまう。2週ぶりとなった8月10日放送の『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)第5話は、このドラマにおけるひとつの大きなターニングポイントを迎えることになる。

 「手紙が書きたくなる一人旅」が掲載された『ザ・モスト』が発売されたことに喜ぶ愛。一方で宗介は、まだライバル誌に差をつけられてしまっていることを岸田(木村祐一)から指摘されてしまう。そんななか、以前宗介がチャンスを取り付けたイタリアの有名デザイナーのジェームズ・テイラーとのコラボ企画が始動。撮影に使うドレスの管理を任された愛だったが、予期せぬハプニングによって目を離した隙にドレスが破損してしまう。ジェームズ側からコラボ企画の中止がほのめかされ、なんとか挽回のチャンスをもらえないかと懇願する宗介。するとジェームズの妻イザベラは、交換条件としてミスをおかした愛を解雇するように告げるのだ。

 自分がしたミスを認め、編集部を辞める愛。ドレスの破損は他の人の仕業であることがわかっても、愛が持ち場を離れたことには変わりないのだと譲らない宗介。オリジナルの韓国版におけるこの一連の場面では、宗介にあたるソンジュンが、愛にあたるヘジンに対して声を荒げて叱責していた(ちなみにそれまでの2人の関係性の変化など、大まかな流れは日本版とほぼ一緒である)のに対し、日本版では宗介は強く叱責することなく、ジェームズ側の指示やそれに従う愛に怒りよりも戸惑いの表情を浮かべているのがわかる。オリジナルより話数が少ないこともあって感情の流れをシンプルに脚色した結果なのだろうが、その後の公園のくだりや玉ねぎの顔も含め、こちらの方が副編集長の人間らしさがしっかりと表れることになった。

 ところで今回描かれた愛の解雇に至るまでの騒動について、原因が自分にあるのだと里中(高橋優斗)は宗介に告げる。イザベラの求めた水を買いに行き、車を駐車場に適当に停めたことでそれを愛が動かすために持ち場を離れる羽目になる。前回もこの里中が親知らずを痛めたことがきっかけで宗介と愛が2人でロケハン出張にいくことになったわけで、里中のミスが再び2人の距離を近付けるとなれば、意外と重要で、それでいてずいぶんとおいしい役回りではないか。申し訳なさそうに語る里中の、なんとも言えない表情もなかなか印象に残るものがあった。



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