「笠松将、映画を描く」第2回『梨泰院クラス』 「人間の表と裏を表現したアン・ボヒョン」

「笠松将、映画を描く」第2回『梨泰院クラス』 「人間の表と裏を表現したアン・ボヒョン」

 映画・ドラマに活躍の場を広げ続ける俳優・笠松将。2020年はヒップホップ界のレジェンド・SEEDAによる名盤『花と雨』を原案とした同名映画で主演を務め、圧倒的な存在感を放つ。妥協なき役者道への思いは、2019年5月に行ったインタビュー(笠松将、初めて明かす“役者”への思い 「1番になるまでは絶対にやめられない」)でも語ってくれたが、その際に意外な特技として明かしてくれたのが、“絵を描くこと”。笠松将が映画を通して、何を思い、何を考えたのか。オリジナルイラストと共に彼の深層に迫っていく(編集部)。

 第2回、やる気が出ないというのはやっていないからだと強く実感しました。描き始めたら後からやる気はついてくるんですね〜。

 「映画を描く」といいつつ、前回がアニメ作品、今回は韓ドラですね。そんなもんです。緩くいきましょう。

 今回はNetflixオリジナルドラマ『梨泰院クラス』です。え? 遅くない?とかなしです。遅いとかありません。今日こそが、今後の人生で一番若い日です。

 作品の完成度や面白さに関しては、人気と話題で実証されていると思いますので、今回は、一応俳優をやってる僕が、じゃあ例えばこの作品に出られるとして、どのキャラクターが魅力的だったかという、妄想の話をしようかなという感じです。

 ずばり、主人公パク・セロイ(パク・ソジュン)が復讐をもくろむ大手企業「チャンガ」の長男、チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)です。キャラクターの役割としては、成長する機会の全てを台無しにしたまま全16話を終わらせる、愛を知らない馬鹿息子といった感じですか。

 主人公のパク・セロイは、それは素晴らしい男なわけですが、実際、人間てそんなに強くないし、少なくとも僕は弱いわけです。ですが、彼(チャン・グンウォン)なりにもがいてるわけです。共感は出来ないけど。応援もできないけど。。。

 そんな難しいキャラクターを、アン・ボヒョンという韓国の俳優が演じてるわけですが、今回、初悪役だとなにかの記事で読みました。びっくり仰天。ポテンシャルがヤバすぎ〜。しかも身長186cm〜。まさにどんだけ〜て感じです。

 人間の表と裏、彼がこのキャラクターにこれだけの体温を持たせたことで、パク・セロイの強さが際立つのかなと思いました。

 今回、コラムなので、それっぽいこと書きましたが、そんなことより、チョ・イソ(キム・ダミ)とオ・スア(クォン・ナラ)、マ・ヒョニ(イ・ジュヨン)で僕なら誰と付き合うか、真剣に悩みながらドラマを観ていましたが、イソかマ・ヒョニで未だに悩んでいます。

笠松将 自画像

■笠松将
1992年11月4日生。愛知県出身。主な出演作に映画『花と雨』『転がるビー玉』『ラ』『おいしい家族』『デイアンドナイト』、ドラマ『平成物語 なんでもないけれど、かけがえのない瞬間』(フジテレビ系)、『FOLLOWERS』(Netflix)など。映画『ドンテンタウン』が7月17日より公開。

■配信情報
『梨泰院クラス』
Netflixにて配信中
出演:パク・ソジュン、キム・ダミ、ユ・ジェミョン ほか
原作・制作:キム・ソンユン、チョ・ガンジン

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