重岡大毅が多部未華子にプロポーズ 『これは経費で落ちません!』最終回を前に経理部に波乱

『これは経費~』重岡大毅がプロポーズ

 多部未華子が主演を務めるオフィスドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合/毎週金曜22時)。青木祐子氏の同名小説シリーズが原作で、領収書や請求書を通じて見えてくる思わぬ人間模様がコミカルに描かれている。第9話は「水曜日の領収書の巻」。今回は色んな人物の様々な思惑が錯綜する、波乱の展開だった。

 冒頭、森若さん(多部未華子)と山田太陽(重岡大毅)の浴衣デートのほのぼのとした微笑ましいシーンから始まる。その裏で、天天コーポレーションの公表前の売上データが情報漏洩するという非常事態が起きていた。そもそも売上データにアクセスできるのは管理職か経理部の人間に限られている中で、なんと森若さんのパスワードが使われた履歴が残っていたのだ。

 これを受けて経営のスリム化を図る専務の円城(橋本淳)は、経理部のアウトソーシング化を本格的に検討し始めるという。

 そんな折、共有システムのメンテナンスの更新履歴から秘書の有本マリナ(ベッキー)が怪しい動きをしていることが浮上。森若さんの無実を証明しようと意気込む麻吹美華(江口のりこ)と佐々木真夕(伊藤沙莉)によって、有本マリナが提出した領収書の接待場所である六本木のクラブで、彼女がホステスとして副業していることを突き止める。

 有本のホステスのシフトが入っている水曜日に必ず早めに退社する営業部長の吉村(角田晃広)、総務部長の新島(モロ師岡)。空接待を疑った経理部女子3人は現場であるクラブに、刺客を送り込み潜入調査を敢行する。

 そこには競合会社の執行役員と企業売買コンサルタントと一緒に談笑する部長たちの姿があった。天天コーポレーションの急激に下降している売上データが出回れば株価も急落、そこで今勢いのある競合会社に買収を持ちかける、というシナリオを描いているらしい。どうやら専務の急速な社内変革を面白く思わない管理職たちが結託して良からぬことを考えているようである。何より経理部3人が目を疑ったのは、その場にもう1人、まさに経理部長の新発田(吹越満)も居合わせていたことだ。

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