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堀未央奈×山戸結希が語る、『ホットギミック』にかける思い 堀「自分の中で何かが変わった」

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 『溺れるナイフ』『21世紀の女の子』の山戸結希監督最新作『ホットギミック ガールミーツボーイ』が6月28日に公開された。累計発行部数450万部を超える相原実貴の『ホットギミック』を実写映画化した本作は、変わりゆく東京の街を舞台に、1人の純粋な少女と彼女に恋をする魅力的な3人の男性との関係性を描いた青春恋愛映画だ。

 今回リアルサウンド映画部では、主人公の成田初役で映画初出演にして初主演を務めた乃木坂46の堀未央奈と、メガホンを取った山戸監督にインタビューを行い、お互いの印象から本作にかける思いまで、話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

堀未央奈「漠然と『いつか山戸監督の作品に出てみたい』という思いがあった」

ーー堀さんにとっては今回の『ホットギミック ガールミーツボーイ』が映画初出演にして初主演作となります。

堀未央奈(以下、堀):初めての映画出演で、しかも主演というのは、自分の経験値や技術的な面で、不安な気持ちがありました。ただ、過去に乃木坂46の「ハルジオンが咲く頃」のMVでお世話になっていて、私自身もこれまでの作品にすごく惹かれていた山戸監督とご一緒できるということで、すごく嬉しくて楽しみでした。実は、漠然と「いつか山戸監督の作品に出てみたい」という思いもあったんです。

ーーそうなんですね。では今回その願いが叶ったということですね。

堀:しかも主演だなんて、自分には贅沢すぎると思いつつ、でもやるからには期待を超えていきたいと強く思いました。私にとって、山戸監督の『溺れるナイフ』が衝撃だったんです。「悲しい」とか「嬉しい」といった感情で泣いてしまうのは、ある意味分かりやすいというか、理由のある涙だと思うんですけど、『溺れるナイフ』を観た時は、なんとも言えない、言われたくなかったことを誰かに的確に指摘された時に出てくるような涙が溢れてきたんです。私がこれまで出会ってきた映画の中にそういった作品がほとんどなかったので、すごく衝撃でしたし、どんどん進んでいく話に自分も追いつきたい、もっと時間を一緒に過ごしていきたいという気持ちになりました。

山戸結希(以下、山戸):素敵なご感想をありがとうございます。「ハルジオンが咲く頃」のMVでご一緒した時に、堀さんは人としてすごく真摯な方だなということをほとばしるように感じて、その存在が自分の胸の中に強く残っていたんです。今回、東映さんと『ホットギミック』を作るとなった時に、記憶の矢が刺さっていた堀さんのことがすぐに頭に浮かび、「これは堀さんなんじゃないか」と直感的に感じて、私のほうから堀さんを主演に提案させていただきました。

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ーー『ホットギミック』という作品だったからこその堀さんだったわけですね。

山戸:そうですね。成田初という女の子のことを考えている時に、自然と「堀さんとお話ししてみたいな」と思ったんです。

堀:一番最初に、山戸監督と2人だけで話す機会がありましたよね。

山戸:はい。その時に、この作品でどういうことを目指しているのか、どういう人に届けたいのかという私の考え、そして初を演じることが堀さんの未来にとって良いことなのであれば是非ご一緒したいという、文面だけでは伝わらない思いを、直接お話しさせていただきました。そこで、何か最初の一歩を踏み出すような温度感でお話できた手応えを感じました。

堀:映画を作っていくということもそうですけど、女性としての感情だったり、今思っていること、これからどうしていきたいかなどを、2人だけの空間でお話できて、私自身も「頑張らなくちゃ」と一気に意識が高まりました。

ーー今回堀さんが演じた成田初は、初めての恋愛をきっかけに悩み、苦しみながらも、自分自身を見つけていく高校2年生の女の子という設定です。

堀:山戸監督にMVを撮っていただいた「ハルジオンが咲く頃」の時の自分と初ちゃんは、感情だったり立ち位置だったりがすごく似た者同士だなと、今の22歳の自分から見てそう感じました。なので、その時の自分の感情を思い出しながら初ちゃんを演じていました。ある意味やりやすかったですし、演じることによって新たに発見することもありました。今の私は、わりと物事をハッキリと言うようになったので、当時のような優柔不断な部分は少なくなりましたが(笑)。

ーー(笑)。

堀:自分の思いを言えなかった時期とか、言わない方がいいのかなと決めた時期とか、10代はいろいろありましたから。でも、それはきっと特別な経験ではなくて、女の子なら誰しもにあると思うし、感じることもたくさんあると思うので、観客の皆さんにそこをどのように感じてもらえるかが楽しみです。

      

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