メリル・ストリープが実の娘と抱き合うシーンも 『幸せをつかむ歌』予告編&ポスター公開
メリル・ストリープが実の娘と共演した映画『幸せをつかむ歌』の公開日が2016年3月5日に決定し、あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。
『幸せをつかむ歌』は、『羊たちの沈黙』で第64回アカデミー賞主要5部門を受賞したジョナサン・デミが手がけた人間ドラマ。歌を愛しミュージシャンになるために家族を捨てた母親が、数十年後、娘の離婚を機に家に戻り、再び家族と向き合う様を描く。
『イントゥ・ザ・ウッズ』でも歌声を披露したメリル・ストリープが、ミュージシャンになるために家族を捨てるリッキー役を演じ、娘のジュリー役をストリープの実の娘メイミー・ガマーが演じ、母娘で共演を果たしている。共演には、『ワンダとダイヤと優しい奴ら』のケビン・クライン、グラミー賞受賞歌手のリック・スプリングフィールドらが揃う。『JUNO/ジュノ』で第80回アカデミー賞脚本賞を受賞したディアブロ・コディが脚本を手がけている。
このたび公開された予告編は、ストリープ演じるリッキーがバンドメンバーを従え、ギターを弾きながらステージで唄うシーンから幕を開ける。その後、元夫からの連絡で、娘のジュリーが夫に捨てられたことを知り、彼女に会いに家に戻った日々の光景がコミカルかつシリアスに描かれていく。アカデミー賞前哨戦のひとつ、サテライト賞主題歌賞にノミネートされた「Cold One」も予告編で使用されている。
一方のポスタービジュアルでは、ストリープ演じるリッキーの舞台上の表情が捉えられ、「わたしを救ったのは“大っ嫌いな母の歌声”でした」とコピーが添えられている。
■公開情報
『幸せをつかむ歌』
2016年3月5日(土)Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
監督:ジョナサン・デミ
脚本・製作:ディアブロ・コディ
出演:メリル・ストリープ、ケビン・クライン、メイミー・ガマー、リック・スプリングフィールド ほか
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2015年/英語/アメリカ/101分/原題:Ricki and the Flash