『ちいかわ』×福本伸行、まさかの“悪魔合体” 「圧倒的、悪魔的っ‥‥!」モーニングGW合併号の表紙に反響

『ちいかわ』×福本伸行、まさかの悪魔合体

 4月30日に発売された『モーニング』2026年22・23合併号(講談社)の表紙が、SNS上で大きな反響を呼んでいる。

 表紙を飾ったのは、ナガノによる『ちいかわ』と、福本伸行による『二階堂地獄ゴルフ』の異色コラボレーション。「ちいざわ なんか小さくてざわ‥ざわ‥するやつ」と銘打たれた表紙では、二階堂進が中央に鎮座し、その周りをちいかわ、ハチワレ、うさぎが「ニカイドゥ〜」と呼びかけながら囲んでいる。

 このコラボの目玉は、表紙のインパクトだけにとどまらない。特別付録「ざわ‥ざわ‥コラボシール」では、両作家がそれぞれ相手の作風で描き下ろしを行うという、文字通りの“悪魔合体”が実現している。

 シールには、福本伸行が描いた“ちいかわ風”の二階堂・カイジ・兵藤会長が並ぶ。カイジは耳がついた小動物の姿になりながらも目つきは鋭く、兵藤会長は紫色のまんまるな身体をしながら威圧感ある眼光と髭を残している。一方、ナガノが描いた“福本風”のちいかわ・ハチワレ・うさぎも収録されており、劇画調の質感にちいかわ的な丸い造形が乗るという奇妙な味わいを生んでいる。

 ナガノ自身も自身のXアカウントで「なんと福本先生にちいかわな姿のカイジ、二階堂、兵藤会長を描いていただきました!!」と感激のコメントを投稿。添えられたイラストでは、ちいかわたちが福本作品特有の独白風吹き出しの中で「感謝だよねェ‥‥圧倒的な‥‥」と語っており、福本作品への深いリスペクトがうかがえる。

 一見奇抜なコラボだが、両作品には通底するテーマがある。『ちいかわ』はかわいい絵柄の裏に「労働」「資格試験」「討伐」といったシビアな要素を織り込み、不条理な日常を描いてきた作品だ。その構造は、10年間プロテストに落ち続ける二階堂進の地獄と地続きである。

 GW中の暇つぶしとしてはもちろん、両作品のファンにとってはコレクターズアイテム級の一冊だ。

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