【漫画】元ヤンOLの過去を知る清楚系が入社してきたら? ハイテンションで不意にキュン『となりの番長さん』

【漫画】元ヤンOLの過去を知る清楚系が入社

 両者のテンションが乖離していればしているほど、そのカップリングの魅力度は高まっていく。Xに投稿された『となりの番長さん』は、かつて抗争を繰り広げていたテンションの異なる元番長同士が織り成す百合漫画となっている。

 ワチャワチャ感がありながらも、キュンとさせてくる独自の味わいをもたらしてくれる本作を手掛けた浅海まいさん(@asami_maimai)に話を聞いた。(望月悠木)

続きを読むには画像をクリック

『となりの番長さん』(浅海まい)

2人の距離感で意識したこと

——赤城がいろいろなことで白倉に張り合う様子が可愛かったです。

浅海:赤城は番長だった時から時間が止まっているので、料理ができなかったりするなど、少し子供っぽさを出すようにしました。社会人キャラは、やることが幼ければ幼いほど面白くなるので、描いていて楽しかったです。

――赤城と白倉を作り出すうえで、意識したことを教えてください。

浅海:赤城はとにかくアホに、白倉はどこまでがウソかわからないキャラにしました。主人公をアホにすると、「とにかく展開を作ろう」と頑張ってくれるので、赤城は特に頑張ってくれたと思います。本作は“社会人百合”ということで赤城の髪型は大人っぽくしましたが、常にガオガオ喚いていて台無しですね。

——一方、白倉の言動もクセがあって印象的でした。

浅海:白倉は常に本心から言葉を発しているのですが、褒めていたとしても何となくバカにしているように見えるようにしました。普段からふざけているせいで、素直になっても相手に伝わらずに空回りしているキャラがめちゃくちゃ好きなので、そこを目指しています。

——常に喜怒哀楽のどれかが表出している赤城と、翻って冷静な白倉の表情の対比が面白かったです。表情もインパクトのある作品ですが、浅海さんがお気に入りの表情は?

浅海:いつの間にか駅前で吐いていて、ベンチで2人で話しているところですね。お酒がある程度回って赤城がウザ絡みを交えながらも素直に話せていて、楽しそうです。

——「百合漫画」とハッキリとは言えない2人の何とも言えない距離感が心地よかったです。

浅海:百合漫画を描く時は、大抵、相手のことを無自覚に想っているように作っています。逆に片方は「自分が持っている想いを自覚しているけど、自分からは絶対に言わない」「お互い迎えに来てくれるのを待っている」「表面上カラッとしているが行動原理みたいなものは女女しい」といったことを意識していて、またそれらを目指したいなと思っています。

――今後の漫画制作における目標などを教えてください。

浅海:一応プロを目指して現在準備中ではありますが、百合同人活動はヨボヨボになっても続けたいですね。毎年百合を扱った合同誌を頒布していて、今年は「年の差」をテーマにした百合合同誌を頒布予定です。同人に夢中になった身として、「地元で百合のオンリー即売会を主催する」という野望を持っているので、いつか叶えたいです。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる