なぜハンマー投げの選手は目が回らない? 奇想天外な研究を収録『小学生のためのすごい実験図鑑』

『小学生のためのすごい実験図鑑』

 『世界の研究者が驚いた 小学生のためのすごい実験図鑑』(監修:左巻健男/カンゼン)が2026年4月10日に発売される。

 本書は「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞、イグノーベル賞における選考研究を中心に、古今東西の科学者たちによるさまざまな実験や研究をまとめた書籍。

 「ハチとアリの痛さはどれくらい? 科学者が自分の体で試してみた!」「ぐるぐる回るのに、ハンマー投げの選手は目が回らないのはなぜ?」「股の間から逆さまに景色を見ると、いつもよりスゴく見えるのはどうして?」といった、数々の疑問を解決する科学雑学が掲載される。

 監修を務めたのは左巻健男。『面白くて眠れなくなる化学』(PHP研究所)、『身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本』(明日香出版社)、『絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている』(ダイヤモンド社)、『中学3年間の理科がちゃんとわかる教科書』(SBクリエィティブ)など、これまでに300冊以上の著書、監修書がある。

■監修者執筆・本書「はじめに」より抜粋

 学校の授業で学ぶ科学(理科)は、「結果」を覚えるだけのものになってしまい、試験が終われば忘れてしまうーーそんな人が多いようです。この本を通して、私はみなさんに「科学は本当はもっと面白いものだ」ということを伝えたいと思います。

 科学とは、自然界の謎を少しずつ明らかにしてきた営みです。その過程でもっとも重要なのは、「仮説を持つこと」と「実験にチャレンジすること」です。しかし、学校で学ぶ科学は、科学者たちがたどり着いた「結果」だけを学んで終わりがちです。そこに、好奇心に駆られて未知の世界を解き明かそうとする、人間味あふれる科学者の姿は見えません。この本では、自然の謎をあばくために挑戦してきた科学者たちの姿を、「実験」への取り組みを通して紹介したいと考えました。

 また、この本では、人が周囲の物事をどう捉えるかを研究する「認知科学(心の科学)」という分野にも目を向けてもらおうと思います。「確証バイアス」などを知っておくと、「不思議現象」を簡単に信じてはいけないとわかるはずです。(省略)もともと科学はドラマチックであり、その成果は私たちの生活の隅々に浸透しています。この本で、科学の本当の面白さを感じていただければ幸いです。

■書誌情報
『世界の研究者が驚いた 小学生のためのすごい実験図鑑』
監修:左巻健男
価格:1,870円(税込)
発売日:2026年4月10日
出版社:カンゼン

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