丸山礼、フェムテックを啓発する「もっと話そう! Fem&」アンバサダー就任へ フェムテックアワード2026開催

丸山礼「もっと話そう! Fem&」アンバサダーに

 2026年3月27日、宝島社の主催で「もっと話そう! Fem&」フェムテックアワード2026が、東京都港区新橋の「THE CORE KITCHEN/SPACE」で開催された。アワードは22年から開催され、今回で4回目になる。

 宝島社は幅広い世代の女性誌、男性誌を発行している強みを生かし、世代や性別の垣根を越えてフェムテック、フェムケアを啓発するプロジェクト「もっと話そう! Hello Femtech」を21年に発足。25年には3年間の経験で得た課題や知見を踏まえ、より多くの人々に私事として捉えられる活動を目指し、プロジェクト名を「もっと話そう! Fem&」に変更し、さまざまな誌面企画や更年期川柳の募集、男子校での性教育授業などの活動を行ってきた。(参考:宝島社「もっと話そう! Fem&プロジェクト」 サレジオ学院高等学校で性教育授業を実施)

 今回のアワードでは、タレント・丸山礼のアンバサダー就任の発表、産婦人科医である小野陽子氏と丸山、『大人のおしゃれ手帖』(宝島社)の橘真子編集長によりトークステージや、社会に貢献する商品、サービスを表彰する「もっと話そう! Fem&」フェムテックアワードの授賞式などが行われた。

 当日のアワードではまず、経済産業省の小迫美智子氏が登壇。女性の就労人口が増加する中、女性特有の健康課題による経済損失が、社会全体で3.4兆円となっていることを説明。経産省はこれを社会全体の課題として捉え、さまざまな企業のフェムテック・フェムケアの取り組みに対してサポートをしており、その事例が発表された。

 その後、丸山礼のアンバサダー就任が、宝島社のプロジェクトリーダー、西山千香子局長から発表された。西山局長は丸山がナチュラルに自身を表現することで多くの女性の共感を得ているとし、フェムテックという日常では語りづらいテーマにユーモアを持って取り組んでほしいと、期待の言葉をかけた。一方の丸山もフェムテックやフェムケアの商品に関心があるとし、自身のSNSやYouTubeで発信していきたいと発言していた。

 続けて、丸山と産婦人科医・小野陽子氏とのトークステージが、橘編集長の進行で始まった。ステージでは小野氏がPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)が起こるメカニズムを、モニターを使って説明。丸山も「食べても食べてもお腹が空く。まるでブラックホール」「気づいたら世界終われって思っている」など、自身の経験をユーモアを交えて発言。小野氏もクイズを交えながら説明するなど、複雑な仕組みをわかりやすく解説していた。

 そして休憩を挟んで、ボディメイクトレーナーのYumico氏から、女性の健康維持に重要な骨盤底筋を鍛えるメソッドがステージで披露された。この日は大勢の女性観覧者が来場していたが、Yumico氏が椅子に座ってできる運動を説明すると、一緒に体を動かし、その効果を実感していた。

 最後にはアワードの授賞式が行われ、プロダクト部門で大王製紙株式会社の、通常のおしゃれショーツの感覚で着用できる生理用品「エリスショーツ」。同じくプロダクト部門でユニ・チャーム株式会社の鉄分不足を見える化した「ソフィ 経血で鉄不足チェックできるキット」。サービス部門でパナソニック株式会社の生理周期、温度、睡眠などを一元管理できるアプリ「RizMo」。特別賞に株式会社ベルタの男性の体調や栄養バランスを内側から支えるサプリメント「ベルタランシード」の受賞が発表された。

 フェムテック・フェムケアについては、企業という民だけでなく、経済産業省という官も積極的な取り組みを始めており、明らかに以前よりも前に進んでいる。今回、丸山礼という魅力的で発信力のあるアンバサダーが加わったことで、さらなる広がりが期待できそうだ。

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