『葬送のフリーレン』”広報のフリーレン”が大活躍? 特装版に異例の重版がかかるなど絶好調【2025.3.25 週間漫画ランキング】

続いては、「滅国へ。」と書かれた帯を携えた、原泰久による『キングダム』75巻(集英社)が本ランキングの1位に。韓の王都へこれまで大戦を避けつつ進軍してきた秦軍は、半年の練兵を経て韓第一将のラクアカン率いる韓軍とついに激突。政治的な内容が多かった前巻も面白みがあったが、やはり爽快感ある戦闘シーンは見逃せない。合従軍以外での戦争をしたことのない韓が、どのような戦法で秦軍を迎え撃つのか、その目で確かめてほしい。
3位は金城宗幸・ノ村優介による『ブルーロック』33巻(講談社)。説明不要、令和ナンバーワンのサッカー漫画だ。28日には潔世一役の竹中凌平を中心に合わせて8名が登場した、舞台4th STAGEの疾走感あるキービジュアルが公開された。さらにはヴァイスシュバルツからカードゲーム第2弾も発売されるなど、多様なメディア化を次々と成功させている。それほどまでに発展を遂げる本作の面白みを感じてみてはどうだろうか。
4位は尾田栄一郎による『ONE PIECE』111巻(集英社)。3月28日に公式サイトにて次週発売の「週刊少年ジャンプ」に掲載予定の1144話の1ページが掲載された。序盤から謎ばかりが増えていく巨人の島・エルバフ編だが、このちょい見せではフランキーに「科学しか感じねェ!!!」と言わしめる施設が登場。今後の展開に追いつくためにも最新巻はぜひ手にしておきたいところだ。
6位はアジチカ・梅村真也らによる『終末のワルキューレ』24巻(コアミックス)。3月14日に「Netflix」からアニメシーズンⅢの制作決定発表があり熱が上がっている。作画のアジチカからは第7戦で登場する始皇帝やハデスらが描かれたイラストが公開された。原作の梅村は「ニコラ・テスラのあの技がどう表現されるのか?めちゃくちゃ楽しみにしてます!」とコメント。アニメが始まる前に原作での予習をおすすめしたい。
終末のワルキューレアニメ3期決定ですー!!
めでたや!! pic.twitter.com/sgaDltMYpA— アジチカ (@subarukatochika) 2025年3月14日
7位は田村由美による『ミステリと言う勿れ』15巻(小学館)。2023年に公開された映画では、俳優の菅田将暉が主人公・整を演じ、歯に衣着せぬ物言いが話題を呼んで大ヒットを納めた本作は、今巻で累計発行部数が2000万部を突破した。ミステリーの中に深いヒューマンドラマが入り込んだ本作は一読の価値ありだ。
10位は久住太陽・杉浦理史らによる『ウマ娘 シンデレラグレイ』18巻(集英社)。4月6日より待望のアニメ放送が始まる。擬人化された少女が走るだけと思うなかれ、実際にあった競走馬の事件や性格が忠実に反映されているだけでなく、友情や努力の成果など涙を誘うシーンも多々あり、一度読み始めればページをめくる手が止まることはないだろう。アニメ放送前に、原作に手を伸ばしてみてほしい。
※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/






























