『火の鳥 ミッシング・ピーシズ《望郷編》』幻の原稿を復刻、初出版と単行本版併載 手塚治虫の軌跡を辿る

『火の鳥 ミッシング・ピーシズ《望郷編》』(立東舎)が、2025年2月28日に発売されることが発表された。
【画像】『火の鳥 ミッシング・ピーシズ《望郷編》』の内容は?
本作は、『ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ』『三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ』に続く「ミッシング・ピーシズ」シリーズの第3弾。2024年7月に連載開始から70周年を迎えた手塚治虫のライフワーク『火の鳥』(1954年~1988年)を題材に、その中でも特に改編の多い《望郷編》と関連作品《羽衣編》を、現存する原稿をもとに復刻。初出版と単行本版を併載し、手塚治虫が作品発表後もたゆまず続けた創作の軌跡を追体験できる貴重な一冊となっている。
また、3月7日からは六本木ヒルズ・シティビューにて『手塚治虫「火の鳥」展』が開催。70年を超えてもなお語り継がれる『火の鳥』の世界を、本書とともに堪能してほしい。
■書誌情報
書名:火の鳥 ミッシング・ピーシズ《望郷編》
著者:手塚治虫
仕様:箱入り上下2分冊(各巻504頁)
定価:19,800円(本体18,000円+税10%)
発売:2025年2月28日
発行:立東舎/発売:リットーミュージック
=収録作品=
【火の鳥 望郷編I】
1976年 連載版「火の鳥」《望郷編》
1978年 単行本版「火の鳥」《望郷編》差分
休憩 INTERMISSION 火の鳥 またはなぜ門や柿の木の記憶が宇宙エネルギーの進化と関係あるか
休憩 INTERMISSION 火の鳥 というタイトルでなくともよいというわけ
表紙絵ギャラリー
【火の鳥 望郷編II】
1986年 単行本版「火の鳥」《望郷編》
1971年 『COM』版「火の鳥」《望郷編》
1971年 『COM』版「火の鳥」《羽衣編》
1980年 再録版「火の鳥」《羽衣編》
1986年 単行本版「火の鳥」《羽衣編》