同じ文章でも異なる意味になる?「二義文」をテーマにした新感覚ストーリー『2つの意味の物語』
書籍『2つの意味の物語──アイドルの妹は高校生』を7月11日に新星出版社より発売される。
本書はひとつの文章に2つの意味がある「二義文」をテーマにした今までにない短編小説『2つの意味の物語』シリーズ第2弾。書店員、図書館司書、教育関係者などから反響を呼んだ前作から時間を経て、今作ではオリジナル二義文を募集。230を超える応募から選ばれた5つの二義文を物語にした。
「来月誕生日だから、ホール予約しといて」という文章の「ホール」の意味とは、「メガネを必死にさがしてた」という文章では、いったいどんなメガネを探しているのかーー。
二義文のあとに2つの異なる物語が展開される本書は、もうひとつの意味に気がついたとき「なるほど」と納得するだろう。今までにないパラレルストーリーを楽しめる1冊だ。
■著者情報
ささきかつお
東京都出身。『モツ焼きウォーズ~立花屋の逆襲~』(第5回ポプラズッコケ文学新人賞)で2016 年にデビュー。ほかの著書に「謎解きホームルーム」シリーズ(新星出版社)、『空き店舗(幽霊つき)あります』(幻冬舎文庫)、「ラストで君は『まさか!』と言う」シリーズ(PHP研究所)などがある。日本語教師の資格も持ち、外国人留学生に会話や小論文などを長年指導している。
■書誌情報
『2つの意味の物語─アイドルの妹は高校生─』
著者:ささきかつお
出版社:株式会社新星出版社
定価:1210円(税込)
発売日:7月11日
仕様:46判 / 192ページ