『鬼滅の刃』なぜ齢8歳が当主に? 鬼舞辻無惨との因縁を抱える産屋敷家のしきたりを考察

『鬼滅の刃』産屋敷家のしきたり

13歳まで男児は女装、幼児も問答無用で一族の当主に?

 特殊な声とそのカリスマ性で鬼殺隊を仕切ってきた産屋敷耀哉、そして耀哉の後を継ぎ齢8歳で当主となり無限城での戦いの指揮をとった輝利哉など、鬼を倒す心血を注ぎ、手段を選ばない産屋敷家の人々。呪いを解きたいという切実な思いを抱えるが故に、そのしきたりもかなり独特だ。

 まず、代々神職の一族から妻をもらうことになっており、耀哉は13歳で17歳の妻・あまねと結婚している。公式ファンブックによれば、あまねは、耀哉と子供のために雪の日でもみそぎ祓いしているそうだ。また13歳までの男児は女の子として育てられることになっており、実際、輝利哉は、鬼殺隊最終選別の際に女の子の姿で姉たちと共に進行をつとめており、コミックやファンブックでその姿を確認できる。

  また、前述の通り、男児は1人を残して全員死ぬことになっているため、幼児であろうと生きているものが当主にならなければならない。輝利哉はわずか8歳、その父親である耀哉も先代が19歳で自殺したためなんと4歳で当主になったというから驚きだ。

 いよいよ無限城での最終決戦に向けて、物語終盤に差し掛かってきた『鬼滅の刃』のアニメシリーズ。鬼殺隊員たちのバトルシーンはもちろん、無惨との因縁と抱える産屋敷一族の描かれ方にも注目だ。

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