中山秀征「悩んでいる人に伝えたい」“いばらない生き方” 芸能界に42年もサバイブできたのはなぜ?

ヒデちゃん流“いばらない生き方”を伝授

 42年にわたる長いキャリアを持つタレント・中山秀征は、なぜ芸能界で生き残り続けることができたのか。その理由が詰まった新書『いばらない生き方 テレビタレントの仕事術』が5月22日に新潮社から発売される。

 中山は14歳でデビューし、多くの人気番組のMCを務めただけでなく、「静かなるドン」では俳優としても注目を集めた。しかし、その成功の裏には困難な道のりがあった。中山がデビュー前に上京し、栄養失調になった16歳の冬。お笑い第三世代の波に飲まれ、初めて「負け」を感じた日。所属プロダクションの混乱と恋愛スキャンダル。それら全てを中山は「つらかった」ではなく、すべて「面白かった」と捉えてきました。

 ラジオの帝王、伊集院光は中山さんのMC術について、「中山秀征は“一番近い客”としてトスを上げ続けている」と評している。一方、中山さん自身はMCとして人の話を聞く時に最も大切にしているのは、「一番近くの客として、乗せ上手になる」ことだと語る。生放送を30年間途切れずに続け、数千人以上の人々とじっくり話す機会を持った中山。その生き方と仕事術が、今改めて注目を集めている。

 今回の単行本発売にあたって、中山秀征は『週刊新潮のコラムで「テレビタレント、やってます。」を1年間連載させていただきました。改めてなぜ自分がここまで歩んでこられたのか、それは人と人との関係で頂いた言葉。出会った皆さん全てに感謝を伝えたくなりました。先輩方から教えていただいた事をしっかりと皆さんに伝える。これこそがテレビタレント・中山秀征の使命だと感じ、この本を出版させていただく事になりました。今回は連載では語りきれなかった事も掲載しています。何気ない言葉で人生は大いに変わり、新たなスタートが切れます。辛かったり悩んだりと今を生きている皆さんの少しでもお役に立てればと思います。こんな生き方も捨てたものではありません。』とコメント。

  「DAISUKI!」「THE夜もヒッパレ」「TVおじゃマンボウ」のヒット秘話や、志村けん・萩本欽一・上岡龍太郎などレジェンドとの交流も語りつくす、中山秀征的、超ポジティブな「人生論」。ぜひチェックしてみよう。

■中山 秀征『いばらない生き方 テレビタレントの仕事術』(新潮社)一部試し読み
https://www.shinchosha.co.jp/book/355641/preview/

■著者紹介
中山 秀征(ナカヤマ ヒデユキ)
1967年生まれ。群馬県出身。テレビタレント。14歳でデビューして以来40年以上にわたり、バラエティ番組や情報番組の司会、俳優、歌手として活躍している

■書籍データ
【タイトル】いばらない生き方 テレビタレントの仕事術
【著者名】中山秀征
【発売日】5月22日
【造本】46判ソフトカバー、224頁
【定価】1650円(税込)
【ISBN】978-4-10-355641-1
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/355641/

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