【重版情報】明日子どもたちと向き合うあなたへ――話題の教育書『ボタンの掛け違い』が人気の理由
なんだかうまくいかない――それは、ボタンを掛け違えているから。首元にある1つ目のボタンが合えば、すべてが揃う。「ボタンの掛け違い論」が学校現場で起こる息苦しさの正体を暴く『ボタンの掛け違い』(東洋館出版社)の重版が決定した。
学校現場で居心地の悪さを感じている、なんだかうまくいかないなぁと悩んでいる、大変なことは多いけど仲間たちと笑い合いたいと思う、そんな先生たちへお薦めの一冊だ。
■本書からわかること
息苦しさの正体を明らかにする5つの提言
「授業」「生徒指導」「職員室」「保護者」「自分自身」という観点から、学校現場での息苦しさを、鋭い洞察から指摘する。思考停止状態から抜け出そう。
目的はなにか。大前提は揃っているか
「私たちの授業は、何を生み出しているのか」
「それは本当の優しさなのか」
「その子の何を成長させようとしているのか」
教育現場に掛け違いがあるから、ズレていく。話が噛み合わない。
今、あなたにとって、組織にとって、首元にある目的のボタンを探そう。
掛け違いから起こるズレ
「もうサービスにしか見えない」
「走っているけど進んでない」
「思考停止状態であることすら気づいていない」
私たちは、子どもたちと向き合い、よりよい教育とは何かを考え続けている。手を抜いているような先生方はいない。でも、もしあなたが、 「何だかうまくいかないな」と思うなら、
掛け違いがあるのではないか。学校現場が着心地よくなるために、まずは気づこう。
■本書より
この「ボタンの掛け違い論」が、ある意味での事象との「距離感」であったり、物事の「根の部分」を、読者に提示できるものと思います。こういう本がしっかりと現場に届くことを心の底から願います。