池澤夏樹、斉藤壮馬、尾崎世界観などが豪華共演 オールジャンルの雑誌「スピン/spin」第6号

「スピン/spin」第6号に斉藤壮馬ら寄稿

 株式会社河出書房新社の2026年の創業140周年に向けたカウントダウン企画であるオールジャンルの雑誌「スピン/spin」。同社は、2023年12月18日(月)に発売予定である第6号の「表紙」と「目次」を公開した。

 330円という手に取りやすい価格で様々な執筆陣の小説、エッセイなどが読める、毎号話題の本誌。第6号となる今回、表紙の「ことば」を飾るのは作家の池澤夏樹さん。執筆陣には、エッセー集『これが生活なのかしらん』(大和書房)で話題の小原晩さん、小説家の一穂ミチさんや中村文則さん、アーティストの尾崎世界観さんなどが名を連ねる。

 また、詩人の最果タヒさんのキャラクターに捧げる「詩」の連載では「ゴールデンカムイ詩集」や、声優の斉藤壮馬さん他が「TAKEO PAPER SHOW 2023」を巡る原稿なども読むことができ、今回も「文芸誌」ではなく「オールジャンルの雑誌」である「スピン/spin」らしさが存分に発揮された号となっている。

 「スピン/spin」の特徴は、「表紙」と「目次」の紙に紙の専門商社・株式会社竹尾とコラボレーションし毎号異なる紙を使用した雑誌であることだ。第6号には、表紙に「玉しき さしこ」(ゆき)という刺し子のような模様が散りばめられた美しいファインペーパー、目次に「レザック16」(ケイコウイエロー)という蛍光イエローの色が眩しく映えるエンボスペーパーが使われている。紙の雑誌であることを活かし、内容だけでなくその質感、手触りを楽しむことができる。

 気持ちのはやる年の瀬。そんな今こそ、「日常に読書の栞を」をコンセプトにしたスピンを手に取り、現実を少しだけ手放してホッと一息つく時間を作ってはどうだろうか。

「スピン/spin」第6号 執筆陣


小原晩/金山寿甲/一穂ミチ/大森美香/尾崎世界観/恩田陸/佐原ひかり/鈴木涼美/堂場瞬一/中村文則/藤沢周/最果タヒ/ピノキオピー/はるな檸檬/斉藤壮馬/八木寧子/渡辺祐真/坂野公一/伊野尾宏之/内田剛/谷崎由依

書誌情報


■雑誌名    :「スピン/spin」第6号
■雑誌コード  :07822-01(文藝 2023年冬季号増刊)
■定価     :330円(税込)
■仕様     :A5判/並製・平綴じ/160P
■発売日    :2023年12月18日(月)
■ブックデザイン:佐々木暁
■装画     :ポール・コックス(Paul Cox)
■本文挿画   :塩川いづみ
■協力     :株式会社竹尾
■「スピン/spin」Webページ
        :https://spin.kawade.co.jp/

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