料理研究家リュウジ「味の素論争」に終止符を打つ『料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?』
YouTubeチャンネル登録者数は433万人超、著作累計発行部数は150万部を誇り「いま日本で一番売れている料理研究家」とも称される料理研究家・リュウジ。彼の最新刊『料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?』(河出新書)が10月27日に刊行された。
現在「味の素」(その主成分であるグルタミン酸ナトリウムをはじめとするうま味調味料)の安全性は科学的に認められているものの「味の素って化学調味料でしょ? 体に悪いんじゃない?」などと思っている人が後を絶たない。
料理研究家・リュウジは自身の発表するレシピで「味の素」を活用していることから、これまでたくさんの非難を受けてきた。SNS上では(体に悪い調味料を他人に勧めるなんて)「人殺し」だ、「悪魔崇拝者」だ、とまで言われ「味の素」論争にも何度も巻き込まれている。
リュウジもまた、かつては「うま味調味料を使うやつなんて料理家として恥ずかしい!」と思う無添加派だった。そんな彼がなぜ「味の素」を使うようになったのか、うま味調味料とは何か、なぜ「体に悪い」などという噂がいまだに生き続けているのか……。
「日本一、味の素を愛する料理研究家」を自負するリュウジによる、家庭料理の味方「味の素」を知ることができる1冊だ。
■書誌情報
書名:料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?(河出新書)
著者:リュウジ
税込定価:891円(本体810円)
仕様:新書判/208ページ
発売日:2023年10月27日(金)
ISBN:978-4-309-63170-7
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309631707/