発売わずか1週間で30万部突破! 黒柳徹子『続 窓ぎわのトットちゃん』続々重版

続編・トットちゃんの売れ行き絶好調

 10月3日(火)に発売された黒柳徹子『続 窓ぎわのトットちゃん』(講談社)が発売1週間で早くも累計30万部突破となった。

 ベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』の42年ぶりの続編となる本書は、黒柳さんが音楽学校を卒業してNHKの専属女優になり、ニューヨークに留学するまでの日々が綴られている。

 9 月4日に発売告知が出た直後から大きな話題を呼んだため、発売前重版もかかっていたが、書店店頭では発売後に品切れが続出し、その後立て続けに重版をかけ、発売3日目に20万部を突破、発売1週間にして30万部突破が決定した。重版分は10月末頃から、順次書店着となる。

■講談社 出版営業局 出版営業第一部 吉久達也コメント
「書店様からの反響も非常に大きく、1日おきに5万部・10万部といった単位の大重版を決めることになりました。わたくし自身、販売歴10数年の人間なのですが、こんな単行本の売れ方は初めてです。ただいま、印刷所・製本所などの関係各所の皆様フル稼働で、大急ぎで作っていただいております。全国の書店様に順次お届けしますので、今しばらくお待ちください」

■発売当日の記者会見の様子は黒柳氏のYouTubeでも紹介!
 10月3日、都内のホテルで開かれた会見では、黒柳氏が登壇し、42年ぶりとなる続編を執筆したきっかけや背景、作品へ込めた思いを語った。「続きは、もう書くつもりがなかった」という黒柳さんでしたが、ウクライナ侵攻で胸を痛めていたときに 「私の戦争体験をきちんと本にまとめておいたほうがいいな」と思ったと力を込めた。

 また、10月14日に公開された黒柳徹子さんのYouTube「徹子の気まぐれTV」では、10月3日の会見に密着。黒柳さんに会見だけでは語りつくせなかった本への思いや会見の裏側を語っている。こちらも是非チェックしよう。

 さらに、高頭佐和子氏による『続 窓ぎわのトットちゃん』の書評が、10月11日(水)、WEB本の雑誌「今週はこれを読め!」のコーナーに掲載された。

「世代を超えたベストセラーの続編だし、もちろん相当売れるだろうとは思っていたが、気がつくと売場がスカスカになるほどの勢いなのである」といった好調な売れ行きのことや、「ユニークなエピソードが積み重ねられていき、読者を飽きさせないのは正編と同じ」といった本書の読みどころ、さらには率直な読後の感想を紹介。

■WEB本の雑誌「今週はこれを読め!」
42年ぶりの嬉しい再会〜黒柳徹子『続 窓ぎわのトットちゃん』
https://www.webdoku.jp/newshz/takato/2023/10/11/113000.html

 11月には『映画 窓ぎわのトットちゃん ストーリーブック』が発売予定、12月8日には『窓ぎわのトットちゃん』初のアニメ化映画の公開も控えている。今後も様々な展開が予定されているという。

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